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グローバル事例

自動車部品や完成車の製造を世界各地で展開する
プロフェッショナル集団

日本/メキシコ/中国/インド/米国/タイ/インドネシア/韓国

1990年代後半から製造事業に本格参入

自動車関連事業の中で、製造はバリューチェーンの上流に当たる分野です。日本のメーカーがつくった自動車部品や工場設備の輸出事業を以前から手掛けていた当社は、業界の動向やニーズをふまえ、自動車ビジネスでより大きな付加価値を創出するために、1990年代の後半から部品製造事業や完成車事業への本格的な投資を開始し、グローバルな自動車関連製造事業に乗り出しました。

最初の大きなチャレンジは、広島の自動車部品メーカー、ヒロテックとの合弁でメキシコに設立したヒロテックメキシコ(設立時の社名はアベンテック)でした。ドアやボンネットなどの外板部品を製造し、GMへの量産供給を開始したのは98年のことです。その後2014年にはマツダ向け外板部品、加えて排気系部品の量産供給を開始しました。同社の従業員数は現在約1,300人。17年には新たな工場も竣工し、販売先と生産規模をさらに拡大させています。
ヒロテックメキシコは、メキシコに進出した日系自動車部品メーカーとしてもパイオニア的存在

部品製造事業への100パーセント投資、完成車製造事業への出資も

続いて2004年には、1906年に創業した歴史ある自動車鋳造部品メーカー、キリウを買収し、当社グループ100パーセントの子会社としました。キリウは以前から海外に3つの拠点を設け、グローバル展開を始めていましたが、当社グループとなってからさらに海外展開が加速し、その先々で新たな販売先も開拓し、現在は、中国、ASEAN諸国、インド、北中米などの地域で計9工場が稼働しています。

近年は、完成車製造事業会社への出資にも取り組んでいます。2011年にマツダと共にメキシコにマツダ・デ・メヒコ・ビークル・オペレーション(MMVO)を設立。年間25万台を生産する工場の操業が14年から始まりました。従業員5,000人超という規模はマツダの海外拠点の中でも最大で、ここでつくられたアクセラ、デミオなどのマツダ車は北米、欧州などに向けて販売されています。
国内外拠点で高い生産性と品質を誇るキリウ
インドでは、当社が最大株主であるSML ISUZUにて商用車製造販売を行っています。当社から派遣された経営陣と現地経営陣との協業の下、トラック、バスを製造し、急速な経済発展のさなかにあるインド全土での販売および輸出を行っています。
インドオートエキスポ2018で発表されたSML ISUZUの最新モデル

現場を重視する「ハンズオン」の文化

自動車関連製造事業の大きな特徴は、単に資金を提供するだけでなく、事業会社の経営者らと一緒にあるいは当社の派遣員自らが経営課題の解決に向き合い、生産の現場にも当社自らが関わることにより、事業の成長を共に目指している点にあります。現場のプロフェッショナルの技や流儀を尊重しながら、力を合わせてものづくりを進化させて行く。当社はこの「ハンズオン」の文化を製造事業運営の中で培ってきました。

自動車に関連するグループ内の他部署と機動的に連携している点も、当社の特徴です。メキシコにおいては、鉄鋼の加工・供給を手掛けるスチールサービスセンターから鋼材を仕入れ、部品を製造し、完成車工場に納入するという一連のバリューチェーンを全て当社グループの事業間で完結する流れができています。また、社内を横断する複数の部門や本部から集まった100人を超える社員が自動車製造分野ワーキンググループを組成し、情報・戦略の共有や具体的なビジネスの発掘についての活発な議論を行っています。さらに海外においても、組織間連携を深め、情報共有や意見交換を積極的に行い、その国、その地域に最適なビジネスのあり方を追求しています。
製造現場の最前線では現地スタッフと共に課題を解決

新しい時代の「製造事業」のあり方を模索する

現在、世界の自動車業界は100年に一度の変革期に差しかかっていると言われており、EV(電気自動車)などの存在感が日々強まり、また人の操縦を必要としない自動運転車や、自動車同士が通信でつながるコネクテッドカーなどの次世代自動車も実用化に向けた開発が進んでいます。このような業界の大変革をふまえ、次世代に向けた新しいビジネスモデルを創出すべく、さまざまな試行錯誤や新しい取り組みを当社内でも積極的に行っています。その一例として、当社は米国新興EVメーカーであるリヴィアン・オートモーティブに出資しました。同社は新時代のモビリティの上流から下流(企画・開発・生産・販売・利用・サービス)までを包含する新しいタイプの統合型モビリティプラットフォームの構築を目指しており、当社も本出資を通じて新たな領域における確固とした事業を打ち立てる事を目指していきます。

新時代の統合型モビリティ事業者リヴィアン・オートモーティブへ出資参画

2018年03月掲載

キーワード

  • 輸送機・建機事業
  • 日本
  • 東アジア
  • アジア・大洋州
  • 米州
  • 輸送機・運輸

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