環境汚染への対応


基本的な考え方

グローバルに幅広い地域で事業を展開している住友商事グループは、環境方針で示しているとおり、環境関連法規の遵守、循環型社会構築への寄与に努めます。具体的には、排水・汚泥・排気などによる汚染防止について、法令基準の遵守のみならず、廃棄物の削減・再利用・リサイクル等の環境負荷低減等に取り組み、持続可能な社会を実現していくことが重要だと考えており、各事業活動を通じて課題解決に取り組んでいきます。

取り組み

デジタル技術を活用した鋼管ビジネスにおける環境負荷軽減への取り組み

昨今の環境負荷削減への意識の高まりを受け、英BPや英蘭シェルといった石油メジャーを筆頭に石油ガス業界では、気候変動問題や環境汚染問題への早急な対応が求められています。この流れを受け、これらエネルギー開発企業への資機材供給サプライヤーも、環境問題に対する具体的な取り組みを提示する必要が出てきています。

当社は、石油ガス開発用途の鋼管を年間数十万トン規模で取り扱っていますが、その中の主力製品の一つである輸送用鋼管(ラインパイプ)での販売において、環境問題の解決に貢献する新たな取り組みを行っています。ラインパイプ事業における主要顧客であるエネルギー開発企業やパイプライン運用会社では、パイプ製造から塗装、現場施工までの莫大なデータを扱う必要がありますが、今般当社にてこれら膨大なデータの一元管理を可能とする”SC デジタルプラットフォーム(仮称)”を構築し、世界で初めてパイプラインプロジェクトでの実用化を実現しました。

当社はこの取り組みを通じて、パイプ製造からパイプライン敷設完了までの一連のサプライチェーンの各段階での温室効果ガス排出量の可視化と削減プラン遂行、パイプライン操業時のリアルタイム異常検知システムによる環境汚染リスクの最小化などに加えて、非接触式タグ適用によるトレーサビリティーシステム構築による作業員の安全性向上等への寄与を期待しています。

従来のデータ管理手法が根強く用いられている石油ガス業界において、当社のこの取り組みは先進的であり、顧客やサプライヤーからも高い評価を得ています。現在、より多くのパイプラインプロジェクトへの適用に向けて、関係会社との調査・検討を実施しています。

非接触式タグの導入で作業員の安全性が格段に向上
陸上パイプライン敷設現場
SC デジタルプラットフォーム
Top