株主の皆様に対する利益還元については、これまでの考え方を踏襲する方針です。株主の皆様の利益向上のためには、「企業価値の向上」と「配当の充実」を両立させていくことが重要です。企業価値を向上させるためには、将来成長のための投資を行う原資を会社に留保させる必要があるのはもちろんのことですが、その一方で、収益の拡大に伴って得た成果を「配当」という形で、株主の皆様に直接還元することも大切だと考えています。このような観点から、当社グループでは、配当性向を20~30%の範囲で運用することにしており、ƒ(x)期間中である2011年度及び2012年度は25%の配当性向とする考えです。
2011年度については、前年度比14円増配で過去最高額となる1株当たり50円の年間配当を実施しました。
2012年度については、当期純利益目標の2,600億円を達成した場合、1株当たり51円の年間配当となります。