2019年、住友商事は創立100周年を迎えました。
この節目の年に、社会と共に歩んできたそれまでの100年の歴史を振り返るとともに、100年後の未来を見据えて、コーポレートメッセージを策定しました。全世界の住友商事グループメンバーが、2年間にわたる議論の末にたどりついた、情熱と決意を込めたメッセージです。
このメッセージは、健全な事業活動を通じて、世界を、社会を、そして人々の暮らしを、より豊かにしていくという、これまでも、そして、これからも決して変わらない私たちの誓いでもあります。
コーポレートメッセージに込めた思い
時代に揉まれ、社会に寄り添い、人に支えられて、
今日のわたしたちがあります。
浮利を追うことなく、信用を大切にしてきたのは、
人や社会を豊かにする「ほんとうの価値」をつくるため。
そして、未来に向かって、
何もかもがめまぐるしく変化している今……
それが何かを確かめるために、自らのしごとの意味を考えます。
それは、出会い、尽くし、役立つこと。
それは、苦しみ、乗り越え、強くなること。
それは、切り拓き、つないで、明日をつくること。
わたしたちは知っています。
そのとき、ひとりの情熱が生み出す価値を。
けれども、ひとりの力には限りもあることを。
だから、わたしたちは思いをひとつにします。
世界じゅうの地域、多様な文化、そこに生きる人々……
すべてに心を尽くして思いをひとつにすることが、
見たこともない世界を実現する大きな力を生みだすのです。
夢も、志も、わたしたちのつくる価値も
すべてあなたと共にしながら、未来を豊かさで満たしていく。
変わることのない、私たちの誓いです。