2025年10月01日
住友商事株式会社
株式会社LXIO
スーパー・サミットとドラッグストア・トモズの会員IDを統合、共通ポイント「STポイント」を開始~「食」と「健康」を軸にサービスレベルを向上させるとともに、リテイルデータを活用したデータマーケティング事業を開始~
住友商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員 CEO:上野 真吾、以下「住友商事」と、住友商事が新たに設立した小売領域のデータ分析・活用を行う株式会社LXIO(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:立石尚久、リクシオ、以下「LXIO」)は、スーパーマーケット事業を展開するサミットと、ドラッグストア事業を展開するトモズの会員IDを統合し、「食」と「健康」を軸にサービスレベルを向上させるとともに、リテイルデータを活用したデータマーケティング事業を開始します。

2025年10月1日より「ST共通プログラム」を開始し、住友商事グループのサミットおよびトモズのポイントプログラムを統合します。これによりお客様は、両社の店舗において共通ポイント「STポイント」を貯められるようになります。さらに、「STポイント」と店舗でチャージできる「ST電子マネー」を、サミットおよびトモズの店舗でお支払いにご利用いただけるようになります。今後は、サミット・トモズ以外の小売事業者の加盟拡大も視野に入れており、お客様が日常のさまざまなお買い物でポイントを貯めやすく、使いやすくなるよう利便性の向上に取り組みます。
また、ポイントプログラムの統合により、これまでサミット・トモズで別々に保有していた購買データを繋ぎ合わせることで、お客様一人ひとりの解像度を上げ、購買行動や生活様式に合った商品・サービスのご提案など、それぞれのお客様に合ったサービスを提供します。
住友商事グループではサミット124店舗、トモズ265店舗を展開しており、年間延べ2億回以上の生活者との接点があります。購買頻度の高い、スーパーマーケットとドラッグストアの「食」と「健康」のデータから得られる首都圏の会員500万人の生活に根差した購買データに加え、お客様との深い関係性を通じて得られる定性データも活用し、メーカー・小売企業向けの新たなマーケティング事業に挑戦していきます。
統合した購買データを有効に活用するため、リテイルデータの分析ツールとして、新たにBIツール「エル-みえ~る」を開発し、小売業・メーカーのID-POSデータ活用の高度化を実現します。匿名化された購買データをもとに、小売企業の施策立案やメーカーのマーケティング戦略をサポートするほか、今後はスーパーやドラッグストアを横断した購買動向の分析や、生成AIを活用した高度な分析メニューなどを順次提供していきます。さらにID-POSデータを軸として、サミット・トモズの顧客基盤とお客様一人ひとりとの関係を活かした顧客リサーチサービスや、スマホアプリや調剤薬局の待合室などを利用したリテイルメディア事業といったサービスを展開し、小売企業やメーカーのマーケティング施策を多角的に支援します。
住友商事とLXIOは、サミット・トモズにとどまらず住友商事グループ内での協業はもちろん、グループ外の小売企業やメーカー、さらには食品・日用品メーカーに限らず異業種との連携も視野に入れ、新たなビジネスモデルの創出を目指します。
また、購買データを活用した価値創出を通じて、生活者一人ひとりに寄り添うサービスを提供するとともに、データの活用を通じた小売業の新たな価値の創出を目指します。

会社概要
会社名 | : | 株式会社LXIO |
設立年月 | : | 2024年4月 |
事業概要 | : | データ分析、統合データ基盤の提供、他小売業、メーカー等のマーケティング支援など |
ウェブサイト | : | https://www.lxio.co.jp/ |