人的資本
住友商事グループの人的資本
私たちには、400年以上にわたる歴史の中で受け継がれてきた住友の事業精神があります。その一つである「事業は人なり」は、私たちの競争力の源泉、成長の原動力が「人」であるとする揺るぎない価値観です。これは、当社グループの経営理念や行動指針にも反映しています。また、グローバル人材マネジメントポリシーにて示しているグローバルベースでのタレントマネジメントに関するビジョンや考え方を実践しています。
こうした社員を大切にする文化は、長い間、当社グループのDNAとして受け継がれてきており、いつの時代でも人材発掘・育成は経営の最重要事項と位置付けられてきました。
グローバルに多種多様なビジネスを展開する当社グループは、自らの持つ経営資本を最大限活用し、社会課題を解決することによって新たな価値を創造し、中長期的かつ持続可能な企業価値の向上を目指しています。この価値創造モデルを牽引するのは、さまざまな知識・経験を持って事業を構想・推進する一人ひとりの社員、すなわち人的資本です。当社グループがさらなる成長を目指していくためには、人財の力を最大限に引き出し、組織全体としての力を高めていくことが不可欠です。多様な人財一人ひとりが、働きがいを感じ、未来を拓く挑戦に邁進できるよう、人的資本への投資を一層加速させ、その進化を図ることにより経営戦略の実効性を高め、持続的な企業価値向上を実現していきます。