2013年11月05日
住友商事株式会社
マレーシア アルミニウム製錬事業 第二期プロジェクトへの参画について
住友商事株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:中村 邦晴、以下「住友商事」)は、マレーシアのアルミニウム押出製品最大手であるPress Metal Berhad(本社:マレーシア クアラルンプール市近郊、代表:Dato’ Koon Poh Keong、以下「プレスメタル社」)が、100パーセント子会社Press Metal Bintulu Sdn. Bhd.(本社:マレーシア クアラルンプール市近郊、代表:Koon Poh Ming、以下「プレスメタルビントゥル社」)を通じて同国サラワク州において推進中のアルミニウム地金製錬事業の第二期プロジェクト(2013年末フル稼働予定、年産32万トン)に参画することに合意し、プレスメタル社との間でプレスメタルビントゥル社の20パーセント株式に関する株式売買契約を締結しました。
住友商事はすでに2010年に第一期プロジェクト(年産12万トン)に20パーセント参画しており、両プロジェクトを合わせ、年産44万トンのマレーシア アルミ製錬事業の20パーセント権益を保有することになります。
プレスメタル社は、マレーシア クアラルンプール証券取引所(Bursa Malaysia)に上場する同国最大のアルミニウム押出製品メーカーであり、原料のアルミニウム地金の確保を主な目的として、アルミ製錬事業を推進しています。住友商事は、マレーシアに加えオーストラリアなどでアルミニウム製錬権益を保有し、日本およびアジア地域で広くアルミニウム地金取引を展開しています。第一期プロジェクトに続く本事業への参画は、長期にわたって住友商事のアルミニウムビジネスの中核になるものと位置付けており、今後さらなる需要の伸びが見込まれるアジア市場での取引拡大を目指します。
■プロジェクト概要
(第一期プロジェクト) | |||
運営会社 | : | Press Metal Sarawak Sdn. Bhd. | |
所在 | : | マレーシア サラワク州 ムカ | |
出資構成 | : | Press Metal Berhad 80パーセント、住友商事 20パーセント | |
生産開始時期 | : | 2009年8月 | |
生産量 | : | 120,000トン/年 |
(第二期プロジェクト) | |||
運営会社 | : | Press Metal Bintulu Sdn. Bhd. | |
所在 | : | マレーシア サラワク州 ビントゥル市郊外 | |
出資構成 | : | Press Metal Berhad 80パーセント、住友商事 20パーセント | |
生産開始時期 | : | 2012年9月 | |
生産量 | : | 320,000トン/年 |
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- 住友商事株式会社 広報部 コミュニケーションチーム
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