ブルネイにおける油井管継手加工工場および保管出荷作業場の鍬入れ式について

住友商事株式会社（本社：東京都中央区、取締役社長：中村邦晴、以下「住友商事」）は、ブルネイにて、新日鉄住金株式会社およびVallourec Tubes S.A.Sと共同で設立したVAM®BRN Sdn Bhd（以下「VAM®BRN」）の油井管継手加工工場の建設を開始しました。同時に、住友商事グループの事業会社であるサプライチェーンマネジメント管理会社SC Tubular Solutions (B) Sdn Bhd（以下「SCTSB」）の保管出荷作業場の建設にも着手しました。
2015年10月24日には両社が入居するサランビガー工業団地にて其々の鍬入れ式が行われ、ブルネイのヤスミン首相府エネルギー・産業大臣をはじめとしたブルネイ政府関係者および日本国大使、出資各社関係者など、約80名が列席されました。

本プロジェクトは、ブルネイシェル社およびブルネイ政府から継目無油井管の現地供給の要請を受け、昨年ブルネイシェル社、新日鉄住金、当社にて油井管供給契約を締結したものです。
2016年10月から本プロジェクトサイトでの商業生産開始を予定しており、現地継手加工と組み合わせて住友商事が現地在庫管理を行います。これらのOne Stop Shopプロジェクトの実現により、安定的な供給体制が構築され発注から製品到着までのリードタイム短縮、在庫圧縮などの効果があり、現地雇用へも貢献し、ブルネイの発展に寄与していきます。