2019年07月08日
住友商事株式会社
自動車用ブレーキ関連部品製造会社の株式取得について
住友商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員 CEO:兵頭 誠之、以下「住友商事」)は、本田技研工業株式会社(以下「Honda」)より、自動車用ブレーキ関連部品の製造会社である浅間技研工業株式会社(本社:長野県小諸市、代表取締役社長:山本美津夫、以下「浅間技研工業」)の株式を取得することに合意しました。
自動車車輪の制御装置であるブレーキディスク・ドラムの市場規模は、世界的な自動車産業の発展に伴い拡大基調にあります。また、近年、自動車関連分野ではEVや自動運転などの大きな変革が起きており、保安部品の信頼性が増々重要になってきています。
浅間技研工業は、主にHondaおよびHonda傘下の自動車部品メーカーに、長年にわたりブレーキディスク・ドラムなどのブレーキ関連部品を納入しており、日本国内(1拠点)だけでなく、米国に2拠点、インドネシアに1拠点の工場を構えています。
住友商事は、2004年より自動車ブレーキ関連部品製造事業を手掛ける株式会社キリウ(以下「キリウ」)を子会社化し、積極的な海外展開を行い、事業を拡大してきました。今般、浅間技研工業の株式を取得することにより、同部品の水平拡大とともに、更なる付加価値向上を図ります。なお、キリウおよび浅間技研工業を合わせた自動車ブレーキディスク・ドラムの市場シェアは、日本・米国・インドネシアの各国にてトップクラスのポジションとなります。
住友商事は、自動車製造事業を拡充し、増大する自動車用ブレーキ関連部品の需要を捕捉するとともに、より便利で安全な社会を実現していきます。
<参考資料>
■住友商事のマテリアリティ(重要課題)
住友商事グループは『社会とともに持続的に成長するための6つのマテリアリティ(重要課題)』を、事業戦略の策定や個々のビジネスの意思決定プロセスにおける重要な要素と位置付け、事業活動を通じて課題を解決することで持続的な成長を図っていきます。本事業は、特に「地域と産業の発展への貢献」および「ガバナンスの充実」に資する事業です。
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- 住友商事株式会社 広報部 コミュニケーションチーム
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