2023年04月03日
住友金属鉱山株式会社
住友商事株式会社
チリ共和国 Quebrada Blanca (ケブラダ・ブランカ)銅鉱山開発プロジェクト 銅精鉱の生産立ち上げ開始について
住友金属鉱山株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:野崎 明)および住友商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員 CEO:兵頭 誠之)は、カナダの資源メジャー企業テック・リソーシズ(Teck Resources Limited、本社:カナダ ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー市)とチリ共和国においてケブラダ・ブランカ銅鉱山(以下「QB銅鉱山」)の開発プロジェクト(以下「QB2プロジェクト」)を推進しております。今般、QB2プロジェクトは、主要設備への鉱石投入、および銅バルク精鉱(※)の生産立ち上げを開始いたしました。
今後、副産物の分離などを通じて銅の純度を高めた製品規格の銅精鉱生産、港の出荷設備など残る設備の建設や試運転、フル生産に向けた設備のランプアップ(生産量を徐々に増やす過程)を進め、20年以上にわたり長期安定的な生産を続ける計画です。
住友金属鉱山は長期ビジョンにおいて銅権益生産量30万トン/年を目標としており、QB2プロジェクトの生産開始により、目標達成に向けた大きな足掛かりとなります。
住友商事は、QB銅鉱山事業の運営に参画し、再生可能エネルギーやEVの普及に当たり必要不可欠な資源である銅の安定供給に加え、周辺地域での雇用やビジネス機会創出など、地域経済の発展に貢献するべく、パートナーと共に尽力してまいります。
※銅バルク精鉱:破砕、磨鉱、浮選工程を経て生産される、モリブデンを分離する前の銅精鉱
今後、副産物の分離などを通じて銅の純度を高めた製品規格の銅精鉱生産、港の出荷設備など残る設備の建設や試運転、フル生産に向けた設備のランプアップ(生産量を徐々に増やす過程)を進め、20年以上にわたり長期安定的な生産を続ける計画です。
住友金属鉱山は長期ビジョンにおいて銅権益生産量30万トン/年を目標としており、QB2プロジェクトの生産開始により、目標達成に向けた大きな足掛かりとなります。
住友商事は、QB銅鉱山事業の運営に参画し、再生可能エネルギーやEVの普及に当たり必要不可欠な資源である銅の安定供給に加え、周辺地域での雇用やビジネス機会創出など、地域経済の発展に貢献するべく、パートナーと共に尽力してまいります。
※銅バルク精鉱:破砕、磨鉱、浮選工程を経て生産される、モリブデンを分離する前の銅精鉱
Quebrada Blanca 銅鉱山概要
・ 採掘方法:露天掘り
・ 選鉱操業:浮遊選鉱により銅およびモリブデン精鉱を産出
・ 可採鉱量:銅 約7百万トン
・ 資源量 :銅 約24百万トン ※参入時銅量 約18百万トン
・ マインライフ:約28年 (可採鉱量分のみ)
・ 平均年間生産量(含有金属量):銅 24 万トン、その他モリブデン、銀
・ QB2プロジェクト施設配置図:左から積出港と海水脱塩設備、送電線(紫色の線)、パイプライン(水色は淡水、オレンジは銅精鉱)、QB銅鉱山設備(Mill:選鉱場、TMF:尾鉱ダム、Mine:採掘ピット)
Quebrada Blanca 銅鉱山 生産プロセス概要
住友商事のマテリアリティ(重要課題)
住友商事グループは『社会とともに持続的に成長するための6つのマテリアリティ(重要課題)』を、事業戦略の策定や個々のビジネスの意思決定プロセスにおける重要な要素と位置付け、事業活動を通じて課題を解決することで持続的な成長を図っていきます。本事業は、特に以下のマテリアリティに資する事業です。
地球環境との共生
地域と産業の発展への貢献
快適で心躍る暮らしの基盤づくり
多様なアクセスの構築
人材育成とダイバーシティの推進
ガバナンスの充実
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- 住友商事株式会社 広報部 コミュニケーションチーム
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