SMBC Aviation Capitalにおける保険金の受領について

住友商事株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員 CEO：兵頭誠之、以下「当社」）が出資する三井住友ファイナンス＆リース株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：橘 正喜）傘下の航空機リース事業会社SMBC Aviation Capital Limited（本社：Dublin (Ireland)、CEO：Peter Barrett、以下「SMBC Aviation Capital」）が、Aeroflot Russian Airlines社（以下「Aeroflot」）へリースしていた航空機について、リース契約に基づく保険金請求として総額約710百万米ドルを2023年10月2日に受領しました。

当該保険金は、Aeroflotとリース契約していた航空機16機を対象に、Aeroflotの保険契約に基づきロシアの保険会社であるInsurance Company NSKより受領いたしました。なお、保険金の決済および受領に関する一連の手続きは、適用されるすべての法律・規制等を遵守して行われています。

SMBC Aviation Capitalは、今後もアイルランドの裁判所において、自社の保険契約に基づき、訴訟手続きを進めるとともに、その他のあらゆる手段でロシアに留め置かれている航空機に関連する損失軽減に努めます。

当社では、2022年3月期にこれらの機材に関連した損失を計上しています。今般受領した保険金により、当社連結業績においては、当社持分相当（税効果考慮後約300億円）の利益を2024年3月期第3四半期に認識する予定です。当該利益は、2023年8月3日公表の2024年3月期通期連結業績予想には含まれていませんが、2024年3月期通期連結業績予想については、他の要因も含めて精査の上、当社第2四半期決算とともに公表します。

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