2019年05月30日

外国人技能実習生への日本文化紹介活動

512日、住友商事および住友商事東北が支援する気仙沼鹿折(ししおり)加工協同組合が日本文化を紹介するイベントを実施し、気仙沼市内の企業で働くインドネシア人技能実習生の女性25人が参加しました。

住友商事社員が着物の着付けや茶道のデモンストレーションを行い、マナーをアドバイス。インドネシア語で会話ができる社員もボランティアとして参加し、交流をサポートしました。参加した社員からは「実習生が振り袖を着て喜んでくれたので、着付けの腕を上げようと思いました」「漢字で彼女らの名前を表現してみたら、想像以上に楽しんでもらえ、外国の方との交流にはいろいろな形があると実感しました」などのコメントが寄せられました。実習生達は、楽しそうに着物を選んだり、茶道や折り紙などを体験しながら、日本文化への理解を深めました。

住友商事および住友商事東北は、地震と津波により甚大な被害を受けた宮城県気仙沼市の基幹産業である水産加工業の復興支援に、三井物産と商社連合を組み、宮城県や気仙沼市、商工会議所などと協調して取り組んでいます。地元事業者が結束して、災害後に設立した気仙沼鹿折加工協同組合の共同事業活動に対し、商社連合としてビジネスモデルの構築をサポートしています。

水産加工現場では外国人技能実習生の数が年々増加しており、当社は今後も現地と外国人技能実習生の交流をサポートしていきます。
当社と三井物産が寄贈した事務所棟の前で
お作法やお茶の香りを楽しむ実習生
折り紙で鶴などを折る経験も初めて
実習生は早朝から名産品の瓶詰めなどの業務に取り組む


Top