2020年04月01日

2020年度オンライン入社式を開催しました

2020年4月1日、住友商事として初めての試みとなるweb上でのオンライン入社式を開催しました。

総勢155人(基幹職130人、事務職23人、医療従事職1人、コリトン(※)スタッフ1人)の新入社員に対し、社長講話と配属発表を行いました。

社長講話

社長の兵頭誠之は冒頭で、新型コロナウイルス感染拡大防止という社会的責任を果たすうえでオンライン形式での入社式を行う必要があったことを説明し、住友商事グループの一員として、社会に向き合い、冷静に理解し、長期的視点を持つことの重要性を述べました。

昨年12月に住友商事が創立100周年を迎えたこと、また100年前にスペイン風邪というインフルエンザが世界中で大流行したことにも触れ、「結果として2年間の戦いのなかで多くの命が奪われ、社会全体に相当大きなストレスがかかりました。しかし、そのあと人類はこの戦いに勝ち、繁栄を遂げ、現在の皆さんの社会が育っています。そのなかで住友商事も生まれて、今日まで成長を遂げています。決してこの戦いに負けるわけにはいきませんし、勝つことができる、歴史がそれを証明しています。自信を持って臨んでいきたいと思います」と伝えました 。

また「一人一人が持つ個性を生かし、異なる考え方や意見も受け入れながら成長してほしい」と祝辞を述べ、「ダイナミックに、情熱をもって、元気よく、ただし、常に謙虚さを忘れず立派な住商パーソンに育つ日を楽しみにしています」と期待を込めて語りました。

デバイス越しに新入社員に住友商事グループの心を伝える社長の兵頭

さらに、次の3つのキーワードでアドバイスを伝えました。

  • コミュニティ
    絶えずコミュニティの一員であることを意識すること。所属する全てのコミュニティを大切にして、皆さんの力でより強固で魅力的なものにしていってほしい。
  • 数字の3
    物事を進めるときは、最低3つのやり方を考えて実行すること。変化のスピードが速く予測が難しい社会に我々は直面しているが、培った積み重ね、強い個の力が、必ず役に立つ。
  • まずは夢を持つこと。そしてそれを実行に移し、最後まで諦めずにやりきること。諦めず、やり続ければ、必ず成功する。

最後に、「住友の事業精神でも『信用確実』という言葉に代表されるように、住友商事グループは「信用」を大切にしています。『社会のルール、マナーを守る』、『真摯に物事に向き合う』、『周囲への感謝の気持ちを忘れない』、基本的なことですが、一人の社会人としてこれらをしっかりと継続できる人になってほしい」と講話を締めくくりました。

画面に映る講話中の社長の兵頭と新入社員

配属発表

氏名と配属先を読み上げられた新入社員が「はい!」と返事をしました。社長の兵頭は、辞令交付の代わりに、一人一人に対し155通りの激励の言葉を投げかけ、まさにオンライン入社式ならではの配属発表となりました。

新入社員はこの後、住友商事グループの経営理念、ビジネスマナーや文書の書き方などの研修をオンラインで受講し、各部署に配属されます。

  • コリトン:住友商事グループ社員の健康増進、疲労回復を目的として、2008年4月にオープンした社内マッサージルーム

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