2020年09月14日
アイジー工業 献血協力に対する厚生労働大臣感謝状を受賞
住友商事グループのアイジー工業は、献血運動推進協力に貢献をする団体として、献血運動推進協力団体等厚生労働大臣感謝状(以下、厚生労働大臣感謝状)を受賞し、7月20日、山形県庁で行われた伝達式に参加しました。
アイジー工業は、住宅や工場、倉庫などの外壁・屋根の金属製外装材を製造・販売する金属サイディング(※)業界シェアナンバー1の会社です。 1970年に山形県で創業。2002年に住友商事と資本・業務提携を結び、以降、住友商事グループの一員として、日本中に「豊かな住まい」を届けることを目的として事業を展開しています。
- アルミやスチール、ガルバリウム鋼板などの金属板に断熱材を裏打ちした金属製の外壁材。デザイン性、断熱性、耐震性の観点から近年戸建ての外壁として人気が高まっている。
アイジー工業は1979年より献血運動を推進しており、2017年には山形県知事感謝状を受賞しました。このたび受賞した厚生労働大臣感謝状は、10年以上献血運動推進に協力し、かつ都道府県知事感謝状を受賞している団体に送られるものです。
この感謝状受賞に際して、アイジー工業の担当者は「引き続き地元自治体と協力しながら献血バスを受入れ、献血運動推進に貢献できるように努めてまいります」と述べました。
アイジー工業では、献血運動の推進以外にも「やまがた絆の森プロジェクト」という森林整備活動や、J2サッカーチーム「モンテディオ山形」へのスポンサー協賛と地元小学生へのサッカースクールの開催など、地域に根差したさまざまな社会貢献運動を実施しています。
ここまで社会貢献活動を実施する背景には、創業者の故石川堯(たかし)氏の地元、東北に注いだ思いがあります。
1929年山形県東根市に生まれた石川氏は、アイジー工業の設立にあたり、地元東北のある問題に注目していました。冬の寒さが厳しい東北では、自宅にいるにも関わらず宅内の寒暖差から脳卒中で倒れる人が多い状況をなんとかできないだろうか。石川氏は暖かい家を届けたいという思いで金属サイディングを発明し、アイジー工業を設立しました。地元を思い、その課題解決に立ち上がった石川氏は、創業後も事業の発展と地域への貢献を考え、現在のアイジー工業の土台を築きました。
今年創業50周年を迎えたアイジー工業。「まっずぐに、建物を包むチカラ。」というスローガンと共に、今後も金属製外装材の研究・開発、販売を拡大し、日本中の建物を強く、優しく、美しく包んでいきます。
また、献血運動推進を始めとするさまざまな取り組みを通じて、地域・社会へ貢献していきます。 次の50年に歩みを進めるアイジー工業にぜひご注目ください。