2021年03月15日

ナゴヤ・ザ・タワーが「いきもの共生事業所Ⓡ認証」を取得

住友商事が総合地所、名鉄不動産、京阪電鉄不動産、大和ハウス工業、三交不動産と共に建設中の分譲タワーマンション「NAGOYA the TOWER(ナゴヤ・ザ・タワー)」が、「いきもの共生事業所Ⓡ認証」を取得しました。

いきもの共生事業所Ⓡ認証は、一般社団法人「企業と生物多様性イニシアティブ」(※)が開発した「いきもの共生事業所推進ガイドライン」を評価基準に、生物多様性保全に取り組む工場、オフィスビル、商業施設、集合住宅、などを対象に、一般社団法人いきもの共生事業推進協議会により与えられる第三者認証です。

ナゴヤ・ザ・タワーは、名古屋駅徒歩圏内の名古屋市中村区名駅南二丁目に位置し、2023年4月に竣工予定です。敷地面積5,898.70平方メートル、地上42階地下1階建て、高さ約149.10メートル、総戸数435戸と、大規模な再開発事業により大きく変貌を遂げている名古屋駅周辺では最高層のタワーマンションとなる見込み。「職住近接」「都心居住」のニーズに応える新たな名古屋のランドマークになることを目指しています。

名古屋駅至近という立地でありながら、敷地面積の約70パーセントを空地とし、その中に緑豊かな空間や水景を採用することで新たな都心のオアシス創出を企図。東海地方の在来種による樹木林や草地、近隣の公園で確認される鳥が訪れやすいように取り入れた花や実のなる植栽など、地域環境と調和した生物生息環境を創出します。

生物多様性に貢献する面積率は敷地の約40パーセントを占めるほか、居住者のコミュニケーションプランとしてモニタリングを兼ねた自然観察会といった具体的な環境教育プログラムが計画されているなど、維持管理や外来種対策まで考慮されている点で高い評価を受け、今回の認証取得に至りました。

「いきもの共生事業所Ⓡ認証」のロゴマーク

住友商事の担当者は認証取得に関して、「名古屋駅徒歩圏内という利便性と、緑豊かな暮らしという、通常は両立しにくい特徴を兼ね備えた希少な物件であり、今回の認証を大変うれしく思います。お住まいになる方には、開発が進む街並みと、自然の移り変わりとを共に享受するような贅沢な暮らしを満喫いただきたいです」と語りました。

※ 一般社団法人「企業と生物多様性イニシアティブ」:ビジネスによる生物多様性保全において先進的、積極的な取り組みを進める企業の集まり

建物外観イメージ
建物周辺の緑化イメージ


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