2022年04月05日
住友ビルディング、住友ビルディング第2・3号館にて「おおさか気候変動対策賞」特別賞を受賞
住友商事は、住友ビルディングおよび住友ビルディング第2・3号館(大阪市中央区)におけるCO2排出実績報告において、令和3年度「おおさか気候変動対策賞」の特別賞を受賞しました。同受賞は、「大阪府温暖化の防止等に関する条例」に基づき提出した計画期間の評価結果が最良であると判定されたものです。住友ビルディングは当社と三井住友信託銀行が、住友ビルディング第2・3号館は当社が所有し、いずれも住友商事グループの住商ビルマネージメントが管理しています。
同賞は、大阪府が、平成19年度から実施していた「おおさかストップ温暖化賞」をリニューアルしたもので、今年度からは、気候変動対策またはヒートアイランド現象の緩和対策に関し、他の模範となる特に優れた取り組みを行った事業者もしくはその事業所などを対象に、その功績をたたえ表彰を実施しています。
今回の受賞では、対象物件の計画期間である2018年度から20年度の温室効果ガス削減実績が17.1パーセント(原単位ベース、17年度比の20年度実績)であったことが評価されました。住友商事の担当者は受賞に関して、「関係者の日々の努力の積み重ねが評価されたことを大変嬉しく思います」と語りました。
また、当社は、本社の入居する大手町プレイス(東京都千代田区)にて21年9月からグリーン電力導入によるゼロエミッション化を達成しています。さらに、事業会社が複数入居している住友商事竹橋ビル(東京都千代田区)ではグリーン電力、関西支社の入居する住友ビルディングでは発電時にCO2を排出しないCO2フリー電気を導入しており、その他の保有ビルにおいても環境性能評価指標「CASBEE」の認証取得を推進するなど、環境に配慮した施策を進めています。
これらCO2削減への取り組みは、当社がサステナビリティ経営高度化の一環として20年に設定した6つの重要社会課題の1つ「気候変動緩和」につながります。今後も、長期目標である「2050年の住友商事グループの事業活動のカーボンニュートラル化」や「持続可能なエネルギーサイクルの実現」に向けた取り組みを継続し、気候変動問題の解決に貢献していきます。