2022年06月03日

GXマネジメントサービスを開始
~GHG排出量・可視化・削減支援サービスの本格展開~

住友商事は、2022年4月にSCSK株式会社と共同で、カーボンニュートラル達成を目指す企業に向けて温室効果ガス(以下「GHG」)排出量を可視化し、GHG削減計画・削減ロードマップを策定するGreen Transformationマネジメントサービス(以下「GXマネジメントサービス」)の提供を開始しました。

昨今の世界的なカーボンニュートラル化のトレンドを背景に、企業には、気候変動関連のリスク・機会に関する情報開示の拡充、事業を通じた気候変動問題解決への貢献が求められています。しかし、GHG排出量が把握できていないために、削減に向けた目標設定や具体的な取り組みができないという課題を多くの企業が抱えています。

当社が提供するGXマネジメントサービスは、協業先である日米スタートアップ企業などが提供するGHG排出量算出・可視化クラウドサービスの活用と、GHG排出量削減の効率的な計画・ロードマップの策定を通じて、各企業のGHG排出量の可視化・削減を総合的にサポートするものです。GHG排出量の可視化から削減計画までを一気通貫でサポートするサービスは珍しく、提供企業に大きな価値を提供できるものと考えています。2022年度は最大約20社程度へのサービス提供を通じてGXマネジメントサービスの提供体制を強化し、2023年度までに日本国内で100~200社、2024年度までに400~600社へのサービス展開を目指します。

当社は、「気候変動緩和」を重要社会課題の一つとして捉え、これまでも再生可能エネルギーの活用などCO2の削減に積極的に取り組んできました。今後も、ビジネスパートナーや公共機関などと協力した取り組みや提言を通じて、社会のカーボンニュートラル化に貢献していきます。

サービスコンセプト



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