2023年12月13日
住友商事株式会社

JAPAN MOBILITY SHOW 2023に住友商事グループが出展~次世代の自動車産業を見据えたソリューションを提案~

住友商事が出資する通勤用EVのリースおよびエネルギー事業を提供するHakobune、自動車リースを基盤とした幅広い車両管理サービスを提供する住友三井オートサービス(以下「SMAS」)、インドの財閥であるマヒンドラとの合弁会社であるSCTMエンジニアリング(以下「SCTM」)の3社が、2023年10月28日(土)~11月5日(日)に開催されたJAPAN MOBILITY SHOW 2023(以下「モビリティショー」)に初出展しました。

Hakobuneの理想とするまちづくり

Hakobuneは、EVで街じゅうに電気を”ハコぶ”「EV×エネルギーマネジメント」の考えに基づき、再生可能エネルギーの活用と快適な生活の実現を目指し、EVサブスクリプション、職場充電設備、再生可能エネルギーの活用の3つのサービスを企業及び従業員を対象に提供している会社です。
今回、MIHコンソーシアム(※1)の展示ブース内に出展し、モビリティショーの期間中には、「EVがもたらす誰もが幸せに暮らせる社会のありかた」について、株式会社Smart Driveの北川CEO、株式会社JTBコミュニケーションデザインの黒岩エグゼクティブプロデューサーをお招きし、パネルディスカッションも実施しました。

※1 MIHコンソーシアム 台湾・Foxconnグループが立ち上げたEV開発に向けたオープンプラットフォーム

今後もHakobuneは、カーボンニュートラルへの取り組みを継続し、働く人々に快適なモビリティライフを提供することで、地域社会・経済の発展を実現します。

(左側:パネルディスカッションの光景  右側:モビリティショーのHakobuneブース)

SMAS、自動車リース業界のリーディングカンパニーとしてクルマとの安心安全な生活を提供

(モビリティショー会場内のSMASブース)

SMASは法人向け自動車リースを中心に、質の高い総合車両管理サービスをグローバルに展開しており、グループの保有車両管理台数が100万台を超える自動車リース業界のリーディングカンパニーです。

モビリティショー初出展となる今回のコンセプトは「Hello!! We are MOBi-LiFE Company」。自動車リース会社の域を超え、サステナブルな社会に向けたモビリティプラットフォーマーに進化したことを宣言し、モビリティと日常、モビリティとビジネス、時間と空間がシームレスな時代におけるソリューションを提案することで、SMASとのコラボレーションを期待するパートナーを募るなど、モビリティ業界におけるSMASのプレゼンス発揮に努めました。

SCTM、グローバルに広がる知見を活かし自動車の進化を加速

SCTMは、住友商事とインド財閥マヒンドラグループの中核企業であるテックマヒンドラとの合弁会社です。先端技術領域に関するソリューションをお客様のニーズにあったサービス体制で提供し、自動車業界の課題解決に共に取り組みます。

出展ブースでは、ディスプレイを用いて会社紹介資料やテックマヒンドラの各種技術紹介ビデオを流して会社PRを行いました。また、11月1日(水)にMIHコンソーシアムのステージにて、「Driving Future Mobility with SDV(Software Defined Vehicle)」と題し、SCTMのCEOの橋本浩幸とCOOのMr. Ravi Yellajosulaが自動車産業の最新トレンドと課題へのソリューションに関する講演を行いました。

(MIHでの講演のようす)

自動車業界においては、CASE(※2)やSDV(※3)をはじめとする新技術への対応、そして自動車産業の成長が加速するインドをはじめとした新興国市場におけるプレゼンスや設計開発機能を強化することは喫緊の課題です。SCTMは、親会社であるテックマヒンドラがインドに有する豊富なエンジニアリソースを活用して、お客様が抱える課題をサポートいたします。

※2 CASE Connected(コネクティッド)、Autonomous/Automated(自動化)、Shared(シェアリング)、Electric(電動化)の頭文字を取り自動車業界の先端技術とサービスを示す造語。
※3 SDV Software Defined Vehicleと呼ばれる、車両全体をソフトウェアで統合制御し、安全性や機能を最適化する自動運転技術。

住友商事の自動車事業の取り組み

住友商事は、エンジニアリング・製造から販売・アフターサービス、エネルギーマネジメントまで、自動車産業の幅広い領域に関わっています。自動車産業は現在、電動化、SDV化の大きな流れの中で、かつてない激動の時代に入っています。
住友商事は、これまで以上の価値を提供していくためにSMASやHakobuneなどの事業基盤を活用し、社外パートナーと積極的に連携しながら新しい時代に対応した事業の創出を図っています。これまでモビリティ事業で培った経験・ノウハウを生かし、自動車産業のみならず社会に貢献できる事業を行っていきます。



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