谷本鐵鋼と住商鋼板加工の経営統合について

 住友商事株式会社（本社：東京都中央区、取締役社長：加藤　進、以下「住友商事」）は、国内における薄板事業強化のため、谷本鐵鋼株式会社（本社：大阪府泉大津市、代表取締役社長：北山武史、以下「谷本鐵鋼」）と住商鋼板加工株式会社（本社：大阪府大阪市、代表取締役社長：金子一彦、以下「SKK」）を合併し、経営統合することを決定しました。統合予定日は2012年10月1日、新会社名はサミットスチール株式会社（以下「サミットスチール」）です。新会社社長には谷本鐵鋼の北山社長が、副社長にはSKKの金子社長がそれぞれ就任予定、本社所在地は、現在の谷本鐵鋼本社を予定しています。

谷本鐵鋼は、2005年に住友商事グループに加わりました。住友商事グループが全額出資しており、住友商事における国内最大のコイルセンターです。加工拠点は、大阪、千葉、広島、山口に所在し、年間加工能力は約64万トンです。

SKKは、1969年に設立された住友商事の中核コイルセンターであり、出資比率は住友商事が89.2パーセント、住友金属工業株式会社が10.8パーセントです。加工拠点は、大阪、滋賀、兵庫、大分に所在し、年間加工能力は約56万トンです。

住友商事は、今回の経営統合により事業のさらなる効率化を推進し、技術力およびサービス力のさらなる向上をはかることで、顧客および仕入先への対応力をより一層強化します。