2023年06月16日
住友商事株式会社
芙蓉総合リース株式会社
「ロクマルゲート 池袋」の竣工について
■開発の経緯
本物件は、日本有数の歩行者通行量を誇るサンシャイン60通りの池袋駅側の入口に位置しています。2013年4月に住友商事がイケブクロ・ロクマルビルおよびその土地、2020年4月に隣接ビルおよびその土地を取得し、既存建物を解体後、2021年9月に建設工事を着工しました。
2013年4月 住友商事がイケブクロ・ロクマルビルおよびその土地を取得
2020年4月 住友商事が隣接ビルおよびその土地を取得
2020年10月 解体工事着工
2020年12月 芙蓉総合リースが信託受益権を一部取得し共同事業化
2021年9月 新築着工
2023年5月末 新築竣工
■本物件の特徴
本物件は地下2階地上11階建ての施設で、アミューズメント施設やクリニックなどが出店予定の複合施設です。低層・高層部がモノリシックな一体構成になっていることで角度によって見え方が変わる印象的なデザインの建物で、地域のシンボルになることが期待されています。歩行者通行量の多いサンシャイン60通りに対しては、開放的で明るいエントランスアプローチとし、周辺への圧迫感を減らすデザインとしています。
現地写真(2023年6月1日時点)
■住友商事の商業施設事業
住友商事は、「この街を、また来たくなる空間に。」をコンセプトに、多様な商業施設の開発から運営まで一気通貫の体制で展開する商業施設事業に取り組んでいます。GINZA SIXなどの国際都市にふさわしいブランド力のある開発や、総合商社の総合力を生かした大規模複合開発に加え、首都圏を中心とした商業集積エリアでは、地域の特性やステークホルダーに寄り添う「地域メイドの開発」にこだわり、テラスモール湘南やグランエミオ所沢など、さまざまな地域のにぎわいに貢献できるRSC型商業施設(注)を手掛けてきました。こうした開発に加え、堅調な消費意欲を有する国内富裕層やインバウンド需要の回復に対応すべく、本物件のような都心一等地での商業施設開発にも一層注力していきます。
■芙蓉総合リースの不動産事業
芙蓉総合リースは、2022年度からスタートした中期経営計画「Fuyo Shared Value 2026」において、安定的な成長を目指す中核分野のひとつに位置づける「不動産」の取組みを通じて、地域生活の利便性向上や豊かな暮らしづくりに貢献しております。今後も、CSV(Creating Shared Value:共有価値の創造)の実践を通じた社会課題の解決と企業価値の同時実現により、持続的な成長を目指してまいります。
(注) RSC型商業施設:リージョナルショッピングセンターの略称。広域から集客可能な大型のショッピングセンターを指す。
「ロクマルゲート 池袋」 施設概要
所在 | 東京都豊島区東池袋一丁目13番7,10 |
敷地面積 |
1,240.58m2 |
延床面積 |
10,907.13m2 |
総店舗数 |
10店舗(予定) |
建物規模 |
地下2階、地上11階 |
開業日 | 2023年7月以降順次開業 |
定休日 |
不定期 |
事業主 | 住友商事株式会社、芙蓉総合リース株式会社 |
運営委託 |
住商ビルマネージメント株式会社 |
住友商事のマテリアリティ(重要課題)
住友商事グループは『社会とともに持続的に成長するための6つのマテリアリティ(重要課題)』を、事業戦略の策定や個々のビジネスの意思決定プロセスにおける重要な要素と位置付け、事業活動を通じて課題を解決することで持続的な成長を図っていきます。本事業は、特に以下のマテリアリティに資する事業です。
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- 住友商事株式会社 広報部 コミュニケーションチーム
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