2022年06月14日

東南アジアの日系製造業向けDXサービスを開始

住友商事は、東南アジアに拠点を構える日系を中心とした製造業向けに、課題特定からDX(デジタルトランスフォーメーション)施策提案までの一気通貫のデジタルトランスフォーメーション(DX)サービス(以下、「製造DXサービス」)を開始しました。まずは、当社がベトナムで運営するタンロン工業団地、第二タンロン工業団地、第三タンロン工業団地に入居する製造業約200社強に向けて先行して製造DXサービスを提供し、2023年度に商用化を開始します。

総合的なDX推進を支援する製造DXサービス

昨今、製造業ではデジタル化による生産性改善が求められていますが、東南アジアをはじめとした海外生産拠点におけるDX推進に伴う課題はいまだ多く残っています。

当社が提供する製造DXサービスは、製造業の現場課題の特定および深堀り、課題に対するデジタルソリューションの提供やコンサルティングなどを行うことで、総合的なDX推進を支援するものです。

具体的には、製造現場に共通する課題の解決を支援する「Software as a Service(SaaS)型サービス」、個別企業に特有の課題を特定し解決する「コンサルテーションサービス」、そして基幹システムなどの企画、設計、開発、構築、導入、保守、運用などを一貫して行う「システムインテグレーション(SI)サービス」など、要望に沿ったサービスを提供し、製造領域におけるDX推進を支援します。

社内外の製造現場向けDXに取り組み、知見を蓄積してきた当社が、幅広い産業へITサービスの提供実績があるグループ会社のSCSKと共同で、製造DXサービスを提供していきます。

個別企業の課題に寄り添ったソリューションを提供

ベトナムタンロン工業団地における製造DXサービス

製造DXサービスの一環として、2022年4月、タンロン工業団地内にDXデモルームを設立するとともにDXコンサルテーションサービスを開始しました。

DXデモルームには、製造業共通の課題と、それらを解決するデジタルソリューションを展示しており、例えば工場現場から取得したデータを反映したダッシュボードを用いて設備総合効率を可視化することで、生産効率の改善をご覧いただけます。また、DXコンサルテーションサービスは、個別企業に特有の課題の特定からDX施策の提案までを行うサービスであり、2人のDX専門人材を配置し、入居企業の現場訪問などきめ細かく対応します。

タンロン工業団地のDXデモルーム
製造業に共通する課題とソリューションを展示

当社が製造DXサービスを提供する意義

工業団地の運営者が、入居する製造業向けに、こうしたDXサービスを提供するのは先進的な取り組みで、製造DXサービスの提供を通じて工業団地のビジネスモデルを拡大するものです。当社は、企業に寄り添った形でデジタルソリューションサービスを提供し、DX推進を支援することで、工場の生産性向上および製造業の経営高度化に貢献します。また、製造DXサービスのベトナム以外への展開も検討しており、東南アジアにおける産業の発展へ貢献していきます。


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