2021年02月17日
ビザスクと共同で「企業内DX推進コミュニティ」の運営を開始
住友商事は、2021年1月よりビザスクと共同で「企業内DX(デジタルトランスフォーメーション)推進コミュニティ」の運営を開始しました。同社は「知見と、挑戦をつなぐ」をミッションに、国内外12万人超の個人アドバイザーが有する知見と、ビジネス相談や調査ニーズを持つ、大手企業を中心とした600以上の顧客とを、1時間単位のコンサルティング(スポットコンサル)でマッチングする、日本最大級のナレッジプラットフォーム「ビザスク」を運営しています。
ビザスク経営陣に当社のアラムナイ(※1)が参画している縁もあり、昨年「スタートアップ共創・新事業を生み出す”場“を探る」と題したウェビナー(オンライン上で実施されるセミナー)を共催。当社DXセンターの蓮村俊彰より、住友商事が19年よりSOSV(※2)、SCSK(※3)と共同運営するアクセラレータープログラム(※4)「HAX Tokyo」について紹介を行った他、スタートアップとの共創やイノベーションを志す企業担当者同士の連携を呼び掛けました。(講演資料(抜粋)はこちら(PDF/9.1MB) )
同ウェビナーには500人以上の参加があり、大きな反響があったことから、「企業内DX推進コミュニティ」を共同運営する運びとなりました。具体的な取り組みとして、さまざまな領域におけるDXをテーマに、双方向型のセミナーを毎月開催予定です。また、セミナー参加者を中心としたオンラインコミュニティを運営し、積極的な意見交換や企業間のつながりが生まれる仕組み作りを行う他、新型コロナウイルス禍後は当社が運営する「MIRAI LAB PALETTE(ミライラボパレット)」にてオフラインの交流の機会をつくり、コミュニティを一層活性化させてゆくことを予定しています。
21年1月26日にキックオフとなるウェビナーを開催。コマツ、SAP、NTTドコモなどによるジョイントベンチャーであるランドログのCDO明石宗一郎氏と当社DXセンターの徳永佑太朗が「企業内DXを加速させるエコシステムづくり」をテーマに、講演とパネルディスカッションを実施しました。(講演資料(抜粋)はこちら(PDF/3.5MB) )
また、徳永より当社のDX推進担当者とその専門領域を紹介。(住友商事DX推進担当者一覧(PDF/748KB) )今後さまざまなDX案件・領域に関する講演やビザスク登録のアドバイザーとのディスカッションを実施予定です。コミュニティを盛り上げ、企業内DX担当者同士のコラボレーションを実現することにより、日本経済とグローバルな産業発展に貢献していきます。
- アラムナイ:アラムナイ(Alumni)とは、大学の卒業生を意味し、転じて企業を離職した方やOB・OGの集まりを表す言葉として近年使われている
- SOSV:HAXの運営母体である米国のベンチャーキャピタル
- SCSK:住友商事のグループ会社であるITサービスカンパニー
- アクセラレータープログラム:革新的な技術やビジネスモデルを保有するスタートアップ企業に、新事業創出や製品開発に必要なノウハウの提供などを行い、成長を加速させる取り組み