2021年09月29日

東京大学グローバルリーダー育成プログラム リーディング・パートナーとしての支援延長

住友商事は、東京大学が国際社会におけるリーダー人材の育成を目指し設立した「東京大学グローバルリーダー育成プログラム(Global Leadership Program、以下GLP)」について、東京大学の藤井輝夫総長と当社社長の兵頭誠之との間において、今後3年間の支援延長の覚書に調印しました。

東京大学の藤井輝夫総長(中央右)と藤原帰一GLP推進室長(右)、当社社長の兵頭誠之(中央左)と専務企画担当役員の山埜英樹(左)
※撮影時のみマスクを外していますが、新型コロナウイルス感染防止対策には十分に配慮しています。

当社は、「専門の学術的分野を基礎としつつ、分野を超えて協働する力」「世界が直面する課題に革新的な解決を提案できる発想力」を持つ次世代リーダー人材を育成するというGLP-GEfIL(※)プログラムの目標に賛同し、2013年のGLP設立時に支援をスタートしました。18年12月からはGLPリーディング・パートナーを務めています。これまでに200人がGLP-GEfILプログラムを修了し、さまざまな分野で活躍しています。修了生による同窓会組織も、18年に設立されました。

藤井総長と社長の兵頭との意見交換では、国際社会とのつながりの中で、相手とどれだけ関係性を保てるかが重要であるとして、グローバルな課題に立ち向かうリーダー人材は、国・地域や分野を超え、多様な価値観をもつ他者と「対話」できる力、その上で相手に認めてもらえる力を身に付けることが大切、との認識を共有しました。また、日本特有の課題として「ダイバーシティの推進」を挙げ、その一つの事例として、女性活躍の場をいっそう広げることが、社会課題解決を担う人材育成の観点からも産学共通の責務であるという点にまで議論が及びました。

※GEfIL:Global Education for Innovation & Leadershipの略。GLPの後半2年間の特別教育プログラム



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