住友商事グループでは、短・中・長期における価値創造・企業価値向上の全体像をステークホルダーの皆様にご理解いただくために統合報告書を作成し、コミュニケーションツールとして活用しています。
当社グループは、コーポレートメッセージ「Enriching lives and the world」を胸に、これからも新たな価値を創造し続けていきます。
統合報告書2021ピックアップコンテンツ
「ESGコミュニケーションブック」ではサステナビリティに関する当社グループの活動の詳細情報をESGの観点でまとめています。
最新の「ESGコミュニケーションブック」はこちら。
マネジメントメッセージ
中期経営計画「SHIFT 2023」の施策を
しっかりと実行し、その成果を実績で示していきます。
代表取締役 常務執行役員 コーポレート部門 財務・経理・リスクマネジメント担当役員 CFO 塩見 勝
CSOメッセージ
持続可能な社会の実現に向けて成長戦略である「サステナビリティ経営の高度化」に取り組みます。
代表取締役 専務執行役員 コーポレート部門 企画担当役員 CSO・CIO 山埜 英樹
Part 1課題の分析
2020年度の最終損益は1,531億円の⾚字となり、新型コロナウイルス感染拡⼤をきっかけとして当社グループの事業ポートフォリオの弱点が露呈しました。過去を振り返り、ここに⾄る要因を徹底的に分析して議論を深め、 2020年度より構造改革を推進しています。
Part 2新中期経営計画 SHIFT 2023
2021年度よりスタートした新中期経営計画「SHIFT 2023」では、持続的な成長と価値創造による社会貢献を実現するために、構造改革を通じて当社グループをSHIFTします。
Part 3サステナビリティ経営
「SHIFT 2023」のもと、当社グループは持続可能な社会の実現に向けて成長戦略である「サステナビリティ経営の高度化」に取り組みます。気候変動緩和においては、営業組織として「エネルギーイノベーション・イニシアチブ(EII)」を新設し、カーボンニュートラル社会の実現に資する次世代事業を創出します。
Part 4ガバナンス
「SHIFT 2023」では引き続きガバナンスの強化に取り組みます。コーポレートガバナンスの更なる充実を図るべく取締役会の機能強化を促進すると共に、グループマネジメントポリシーの導⼊によるグループガバナンスの向上にも努めます。
セグメント別事業概況
当社グループでは、「金属」「輸送機・建機」「インフラ」「メディア・デジタル」「生活・不動産」「資源・化学品」の6つの事業部門が多彩な価値の源となる多様な事業をグローバルに展開しています。
統合報告書2021では各事業部門における価値創造モデルの実践事例をお示ししています。価値創造モデルについてはこちら。
住友商事グループの価値創造の仕組み
価値創造モデル
住友商事グループは、脈々と受け継いでいる「住友の事業精神」「住友商事グループの経営理念・行動指針」を核に、時代の変化を見据え、地球環境や社会の課題をいち早く捉えながら、7つの資本からなる経営基盤と営業部門の多様な事業機能を融合・複合化することで、新規事業の創出と既存事業の高度化を追求しています。当社グループは、創出した事業を通じて社会・環境・経済の3つの価値を創造し、持続可能な社会の実現に貢献しています。当社グループのこうした価値創造の仕組みを図解したものが「価値創造モデル」です。