2014年10月07日
住友商事株式会社
株式会社ウィザス
グローバル人材育成のための英語教育関連事業の強化についてグローバルeラーニングのGGIとICT能力開発のSRJの合併による『速読英語』の提供
住友商事株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中村 邦晴、以下「住友商事」)と、 株式会社ウィザス(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:生駒 富男、以下「ウィザス」)は、 両者が出資するグローバルゲートインスティテュート(以下、「GGI」)を、ウィザスの連結子会社の株式会社SRJ(本社:東京都港区、代表取締役:堀川 直人、以下「SRJ」)と合併させ、同時に住友商事は存続会社であるSRJに対して新たに出資を行いました。
SRJは全国に約2,000拠点の学習塾を顧客として抱えており、速読を始め、ICTを使った能力開発サービスの提供を通じ、長年ノウハウを蓄積してきました。全国からエントリーした約1,750教室が競い合う「全国速読甲子園」を10年前より開催しています。一方、GGIは、世界で活躍できるグローバル人材の育成を目的に2012年に設立され、ネイティブ講師によるオンラインレッスン『Meet the World』や、TOEFL対策用eラーニング『eSpire』など、ICTを駆使し、英語コミュニケーション能力や異文化理解力を育成するサービスを提供してきました。この2社の経営統合によって、近年のICT教育・英語教育の進展に対応した、ICTを活用した実践的なグローバル教育を、ワンストップで提供できる体制を構築します。
SRJとGGIが合併した「新生SRJ」は、新たに「速読英語」というサービスの提供を開始します。これは高い評価を得ているSRJの日本語の速読サービスと、GGIの英語能力開発ノウハウを組み合わせて開発したものになります。速読英語は、米国では読書の高速化および理解力の向上に繋がることで知られている学習法です。
2014年度の教科学習eラーニング市場は、前年度比2倍を超える900億円程度となる見込みであり、教育現場へのタブレット導入が急速に進んでいることから、今後さらに成長が加速すると予測しています。このような市場環境を踏まえ、住友商事では、教育コンテンツに加えて、持分法適用会社の株式会社ティーガイア(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:竹岡 哲朗)を通じて、タブレットなどのICT利用を促進する各種サービスも併せて提供していきます。
今回の取り組みを通じ、ウィザスは、引き続き、SRJの親会社として、SRJによる教育事業を主導して参ります。住友商事は、SRJへの出資者として、ウィザスグループと共に「ICTを活用した グローバル人材育成」に寄与していくことを目指します。
■【会社概要】 | |||
株式会社 ウィザス(With Us Corporation) | |||
代表取締役社長 | : | 生駒 富男 | |
所在地 | : | 大阪市中央区 | |
事業内容 | : | 総合教育サービス | |
1) | 幼児から高校生までを対象とする教科学習指導・進学受験指導並びに能力開発を行う「学習塾事業」 | ||
2) | 広域通信制単位制高等学校の運営及び高等学校卒業程度認定試験合格のための受験指導を行う「高校・キャリア支援事業」 | ||
資本金 | : | 1,299,375 千円(平成25 年12 月31 日現在) | |
設立時期 | : | 1976年7月 | |
URL | : | https://www.with-us.co.jp/company/ |
株式会社SRJ | ||
代表取締役 | : | 堀川 直人 |
所 在 地 | : | 東京都港区 |
事業内容 | : | 能力開発、英語学習プログラムの企画開発・販売、キャリア教育普及事業 |
資 本 金 | : | 6,593万円 |
株主構成 | : | ウィザス52.36%、住友商事20.55% |
設立時期 | : | 1998年2月 |
URL | : | https://speedreading.co.jp/ |
■【イメージ写真】
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