2017年03月16日
住友商事株式会社
米州住友商事会社
米国西海岸地区における事業開発体制強化について~米国シリコンバレーオフィスを開設~
住友商事株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:中村邦晴)および米州住友商事会社(本社:米国ニューヨーク州、代表:南部智一)(以下総称して「住友商事グループ」)は、米国西海岸地区において事業開発体制を強化すべく、4月1日付でシリコンバレーオフィスを開設します。
住友商事グループは、1998年に米国シリコンバレーで設立したベンチャーキャピタルPresidio Ventures, Inc.(以下「プレシディオ」)を通じて、20年近くにわたり、ICT・メディア分野で革新的な技術・事業モデルを開発するベンチャー企業への投資と、投資先との事業創出を継続してきました。プレシディオが蓄積した、起業家やベンチャーキャピタルとのネットワークおよびベンチャー事業推進に関わる知見・ノウハウの活用を、住友商事グループが展開する様々な事業分野に拡げていくことを目的に、今般、新たにシリコンバレーオフィスを設立するものです。
プレシディオの累計投資件数は150件を超え、投資先が生みだす先進的な商品・サービスの販売や投資先との共同事業展開は、住友商事グループが強みとするITソリューション事業やケーブルテレビ、テレビショッピングなどのICT・メディア関連事業の差別化を促進し、拡大する原動力の一つとなってきました。
一方で、急速に進歩するAI・ビッグデータ・IoTなどの技術は、諸産業におけるイノベーションを促進し、各種コンシューマー関連や自動運転、フィンテックなど、ICT・メディア以外の幅広い分野においても活用が始まっています。
このような背景の下、住友商事グループは、関連リソースを自動車、インフラ、ヘルスケア、食料、農業、コンシューマー関連、鋼管等の事業との連携を視野に、シリコンバレーオフィスに集約していきます。
今後、住友商事グループは、シリコンバレーオフィスにおいて、プレシディオの人脈も含めた様々なネットワークとR&D機能を活用しながら、米国西海岸で勃興する技術・事業モデル・経営のイノベーションを取り込み、グローバル拠点における展開も見据えた事業創出・拡大の新たな原動力としていきます。
【シリコンバレーオフィス概要】 | ||
正式名称 | : | 米州住友商事会社シリコンバレー店 |
(英文名:Sumitomo Corporation of Americas Silicon Valley Office) | ||
所在地 | : | 3979 Freedom Circle, Suite 340, Santa Clara, CA 95054, USA |
店長 | : | 和田 知徳(わだ とものり) |
【プレシディオ概要】 | ||
社名 | : | Presidio Ventures, Inc. |
設立 | : | 1998年 |
出資構成 | : | 住友商事グループ100パーセント |
事業内容 | : | ICT・メディア分野を中心としたベンチャー投資 |
累計投資数 | : | 150社 |
投資先一覧 | : | https://presidio-ventures.com/portfolio/ |
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- 住友商事株式会社 広報部 コミュニケーションチーム
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