2018年08月30日
住友金属鉱山株式会社
住友商事株式会社
ポゴ金鉱山の譲渡について
住友金属鉱山株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 野崎明)と住友商事株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員 CEO 兵頭誠之)は、豪州大手の産金会社ノーザンスターリソース社(Northern Star Resources Limited 本社:豪州パース、以下「ノーザンスター社」)に、ポゴ金鉱山の権益を全て譲渡することといたしました。
ポゴ金鉱山は、米国アラスカ州にて2006年から操業し、2009年からは住友金属鉱山がオペレータを務めてまいりましたが、今般、豪州で多くの坑内掘り金鉱山を操業するノーザンスター社に、住友商事の保有する権益15%と併せて100%の権益を譲渡し、ポゴ金鉱山のすべての資産と債務を引継ぐことで合意しました。
ポゴ金鉱山の譲渡に係る対価は総額260百万米ドル(100%)で、必要な許認可の取得を前提として2018年10月の譲渡完了を予定しております。
住友金属鉱山は、長期ビジョンのターゲットである金権益生産量30トン/年の実現を目指しており、2017年に権益取得したコテプロジェクトでは、2021年の生産開始に向けて事業採算・事業化検討段階から参画するなど、自社操業を志向する事業展開方針に変更はございません。資産の入れ替えによる活性化を図りつつ、更なる優良な金権益を取得することで、長期ビジョンのターゲットに掲げている「世界の非鉄リーダー」を目指してまいります。
住友商事は、引き続き、資源の安定供給のみならず地域経済の発展に貢献するべく、尽力してまいります。
ご参考
【ポゴ金鉱山概要】 | ||
所在地 | : | 米国アラスカ州(フェアバンクスの南東約145km) |
権益持分比率 | : | 住友金属鉱山株式会社 85% 住友商事株式会社 15% |
【権益売却後】 | ノーザンスター社 100% | |
生産品目 | : | ドーレ(金品位約87%、銀品位約13%) |
年間生産能力 | : | 年産約8.4トン(金量、2017年実績) |
【ノーザンスター社(Northern Star Resources Limited)概要】 | ||
所在地 | : | オーストラリア パース |
設立 | : | 2000年5月 |
会長 | : | Bill Beament |
社長 | : | Stuart Tonkin |
従業員数 | : | 1,213人(2018年6月末) |
事業内容 | : | 金の探鉱および生産 |
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- 住友商事株式会社 広報部 コミュニケーションチーム
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