2018年03月15日
住友商事株式会社
京都市「元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用」基本協定締結について~地域との共存を重視し、文化事業と賑わい事業を融合した文化複合施設の設立~
住友商事株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員 CEO:中村邦晴、以下「住友商事」)は本年1月18日に契約候補事業者として選定された「元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用」につき、本日、京都市と基本協定を締結しました。今後、住友商事と京都市、地域住民の三者による事前協議会を設置・開催し、事業化に向けた合意形成のための協議を行っていきます。
住友商事は、本開発のコンセプトを「地域との共存を重視し、文化事業と賑わい事業を融合した文化複合施設」と定めています。このコンセプトに従い、地域のシンボルとなる「ミュージアム・ホテル」を開発し、ホテル運営者を誘致した上で、長期に亘り安定的に運用していく計画です。
「ミュージアム・ホテル」は、客室やロビーなどに京都の伝統工芸品を展示するとともに、「ギャラリーショップ」を設置し、京都の伝統文化・工芸品を展示・販売する予定です。地域文化を伝道する文化交流スペースとして、国内外から多くのゲストを惹きつけることで、地域の賑わいを創り出していきます。屋外は旧小学校の校庭を継承し、様々な地域イベント開催に利用することができる「コミュニティ・ガーデン」として再整備し、地域交流の促進に貢献していきます。また、「コミュニティ・ガーデン」に併設した半屋外空間「にぎわいデッキ」を整備し、屋内の自治会活動スペースとの一体利用が可能になる計画です。
住友商事は、地域に受け継がれてきた伝統と文化を大切に受け継ぎ、本施設を末永く愛される地域のシンボルとしていくことを目指します。さらに、本事業の開発を通じて、京都市のさらなる地域の賑わい・魅力の創出や、まちづくり、地域経済の活性化などに貢献していきます。
■竣工イメージ図

■「ギャラリーショップ」イメージ図

■「コミュニティ・ガーデン」イメージ図

■「にぎわいデッキ」イメージ図

■「ミュージアム・ホテル」概要(予定) | |||
所在地 | : | 京都市東山区三条通白川橋東入三丁目夷町175番2外 | |
建物用途 | : | 地域交流施設・ホテル・飲食・物販 | |
敷地面積 | : | 6,531m2 | |
建築面積 | : | 3,108m2 | |
延床面積 | : | 12,770m2 | |
構 造 | : | 鉄筋コンクリート造・鉄骨造 | |
階 数 | : | 地上5階、地下1 階 |
<参考資料>
元白川小跡地有効活用提案(PDF/872KB)
■住友商事のマテリアリティ(重要課題)
住友商事グループは『社会とともに持続的に成長するための6つのマテリアリティ(重要課題)』を、事業戦略の策定や個々のビジネスの意思決定プロセスにおける重要な要素と位置付け、事業活動を通じて課題を解決することで持続的な成長を図っていきます。本事業は、「地域と産業の発展への貢献」「快適で心躍る暮らしの基盤づくり」に資する事業です。

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