2021年06月22日
住友商事株式会社
宇都宮駅東口地区整備事業 複合施設の出店テナントと街づくり協定を締結
住友商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員 CEO:兵頭誠之、以下「住友商事」)は、宇都宮市が推進する「宇都宮駅東口地区整備事業」(以下「本事業」)において、2022年8月開業予定の複合施設などを担当しています。このたび、複合施設の主要出店テナントが決定し、その中で街づくりの検討を連携して行うテナントと街づくり協定を締結しました。宇都宮市や地域関係者とより一層の連携を深め、魅力ある街づくり・新しい価値観を創造する施設づくりを推進します。
本事業は、宇都宮市が「宇都宮の未来を拓く新たな魅力の創造・交流と賑わいの拠点」に位置付ける整備事業です。北関東最大級の収容人数を誇るコンベンション施設(注1)、新たな交通網であるLRT(注2)、緑あふれる開放的な交流広場や高度専門医療の拠点となる病院、また地域生活者だけでなく観光・出張目的などの来街者も楽しめるライフスタイル型商業施設、さらには上質さと使いやすさの両方を兼ね備えた宿泊施設や生活サポート施設、オフィスなどを官民連携で開発するものです。
住友商事は、2018年5月に宇都宮市が実施した事業者公募において、野村不動産株式会社を代表企業とする企業グループの一員として優先交渉権者に選定され、事業化に向けて、宇都宮市と協議を進めてきました。住友商事は本事業のうち、JR宇都宮駅やLRT停留場と直結する14階建ての複合施設(商業施設や宿泊施設)の開発、隣接する5階建て立体駐車場施設の整備を担当しています。
住友商事は、総合商社が有する街づくりのノウハウやネットワークを活用し、全国主要都市でPPP事業(Public Private Partnership)や市街地再開発事業・土地区画整理事業などの都市開発の枠組みを利用した複合開発に取り組んでいます。本事業を通じて、宇都宮市における地域と産業の発展、周辺住民や駅利用者の生活利便性の向上に貢献していきます。
(注1)コンベンション施設
展示会や会議を行う複合施設のこと。2022年11月より供用開始予定。
https://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/shisei/machizukuri/higashiguchi/1025897.html
(注2)LRT
ライトレールトランジット(次世代型路面電車システム)のこと。宇都宮市は、公共交通ネットワークとしてLRTを整備しており、宇都宮駅東口から芳賀・高根沢工業団地までの14.6キロメートルを運行する予定。
<参考資料>
【複合施設概要】
所 在 | : | 栃木県宇都宮市宮みらい1番2他 |
交 通 | : | JR東北新幹線・東北本線「宇都宮駅」徒歩1分 |
土地面積 | : | 約7,700平方メートル |
建物構造 | : | 14階建て、鉄骨造 |
延床面積 | : | 約37,400平方メートル(別棟の駐車場も含む) |
工 期 | : | 2020年4月~2022年7月(予定) |
開業時期 | : | 2022年8月(予定) |
【施設構成】
■商業施設(1~6階部分)
・主なテナント構成
6階 | : | オフィス |
5階 | : | ウェディング・レストラン、オフィス |
4階 | : | 物販 |
3階 | : | 飲食、物販、サービス系 |
2階 | : | 飲食、物販、サービス系 |
1階 | : | スーパーマーケット |
■宿泊施設(5~14階部分)
・屋 号 | : | カンデオホテルズ宇都宮(仮称) |
・客 室 数 | : | 288室 |
・部屋面積 | : | 18平方メートル~20平方メートル |
・付帯施設 | : | 大浴場(露天風呂付)、展望レストラン |
■立体駐車場(別棟5階建て)
・収容台数 | : | 480台 |
■イメージパース ※現時点でのイメージであり、今後変更となる可能性があります。
<資料>【施設・街づくりパートナー(テナント)】(PDF/225KB)
住友商事のマテリアリティ(重要課題)
住友商事グループは『社会とともに持続的に成長するための6つのマテリアリティ(重要課題)』を、事業戦略の策定や個々のビジネスの意思決定プロセスにおける重要な要素と位置付け、事業活動を通じて課題を解決することで持続的な成長を図っていきます。本事業は、特に以下のマテリアリティに資する事業です。
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