2024年12月18日
住友商事株式会社

シドニーにおけるコンドミニアム・戸建て開発「Highforest プロジェクト」へ参画~豪州不動産事業に初進出、州立公園隣接の緑豊かな15ヘクタールの大規模開発~

住友商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員 CEO:上野 真吾、以下「住友商事」)は、豪州の大手総合不動産ディベロッパーであるMirvac Limited(マーバック・リミテッド、以下「Mirvac社」)が、シドニー北西に位置するウエスト・ペナント・ヒルズにて推進している住宅開発分譲事業「Highforest プロジェクト」(以下「本事業」)に参画しました(住友商事持分50パーセント)。

本事業の概要

本事業はシドニー郊外の、緑豊かな邸宅街と州立公園に隣接する約15ヘクタールの敷地に、コンドミニアム249戸と戸建て165戸 の中低層住宅を建設する計画で、総売上は約830億円を想定しています。
メトロのCherrybrook駅まで800メートル、シドニーCBDへ車で25分と高い利便性を有しつつも、緑豊かな州立公園に隣接している自然と都市の利便性が融合した希少性の高いプロジェクトです。

住友商事の都市総合開発事業について

住友商事都市総合開発グループの不動産事業は、日本国内の住宅開発分譲事業において約60年の実績があり、その知見を生かし1980年代に米国での賃貸住宅事業に参入して以降、グローバルで着実に実績を積み上げてきました。今後も人口増と経済成長が見込まれる地域を念頭に、都市総合開発事業をグローバルに推進する方針を掲げています。

豪州の不動産事業について

本案件は、住友商事が初めて豪州で参画する住宅開発分譲事業となります。豪州では住宅不足が深刻な社会課題となっているなか、政府の積極的な移民政策により、シドニーやメルボルンを中心に堅調に人口が増加しており、住宅の需要が高まっている優良なマーケットと認識しています。今後も豪州の人口は増加することが予測されており、住宅市場は安定的な成長が見込まれると捉えています。
これまでに手掛けてきた日本や米国、アジアでの知見を生かし、豪州、インド、ベトナムなどAPACエリアにおいて2030年度までに1,000億円超の投資を目指します。

Mirvac社概要

Mirvac社は、50年以上の歴史を持つ豪州有数の総合不動産ディベロッパーで、住宅、オフィス、商業施設、物流施設の開発・運営を幅広く展開しており、シドニー、メルボルン、ブリスベン、パース、キャンベラ等、豪州全域で事業を推進しています。運用資産残高は2.2兆円、同社がマネジメントする不動産(外部保有)は1.5兆円、今後の開発パイプラインを約2.9兆円擁しています。

住友商事はこれまでの不動産事業で培ってきた街づくりの経験と、Mirvac社との協業を通じて、豪州における人々の生活の拠点となる質の高い住宅を提供し、住みやすく、快適な人々の暮らしに貢献します。

参考資料

計画概要・計画地

ⒸOpenStreetMap contributors
所在地 ニューサウスウェールズ州 ウエスト・ペナント・ヒルズ
敷地面積 約154,500 平方メートル
開発規模 コンドミニアム4棟(8階建)、戸建3街区(2、3階建)
総戸数 コンドミニアム249戸、戸建て165戸
専有面積 約60,000 平方メートル
工事期間 2024年11月~2028年1月(予定)

完成イメージ図

敷地内の各所にオープンスペースを設けるとともに、通りに多くの街路樹を植樹することで住人が自然と触れ合う環境を提供します。また、共用設備として屋内プール・BBQ場・バスケットボール場を設け住人同士が交流できる場を提供します。


本件に関する問い合わせ先
住友商事株式会社 広報部 コミュニケーションチーム
お問い合わせフォーム
Top