2018年12月28日

2018年度 就活生向けキャリア支援企画「Next Leaders’ Camp」を実施

住友商事は昨年に引き続き、就活生に向けたキャリア支援企画「Next Leaders’ Camp(ネクスト・リーダーズ・キャンプ、以下NLC)」を開催しました。NLCは11月から12月にかけて、3つのテーマごとに東京都と大阪府で日程を分け、694人を対象に行われました。1つ目のテーマは「ビジネス」、2つ目は「グローバル」、3つ目は「イノベーション」。レクチャーやワークショップを通じ、学生たちはまだ見ぬ世界について思いをめぐらせました。

12月21日に「イノベーション」をテーマに開催したNLCには、約90人の学生が参加しました。イノベーションとは単に最新技術だけを指すものではなく、技術とニーズを新たな発想で結びつけ、社会に価値をもたらすものであるという認識を前提に、学生たちは投資先企業の選定を行うシミュレーションに挑戦。総合商社の事業投資チームに所属する想定の下、グループに分かれて活発な議論が繰り広げられました。

後半のパネルディスカッションでは、当社社員が登壇し、自らが手掛けてきた具体的な投資事例について語りました。学生たちは積極的な質問を通じて、実際にビジネスの現場でイノベーションを起こすことのやりがいを学びました。参加した学生からは、「総合商社への理解に加えて、イノベーションというキャリアを考える上で重要な視座を得ることができた」という声が寄せられました。

東京でのNLCは東銀座の住友商事グローバル人材開発センターで行われた
初対面のメンバー同士がグループを組み、難解なテーマについて議論。異なるバックグランドから多様な意見が出され、活発な話し合いが行われた
議論を重ねてまとめた結論を他グループの前で発表。同じテーマに対して幾通りもの解釈があることを学んだ
自動車製造事業第二部の角田累は「『他人のために一生懸命になる』という住友商事らしさが、イノベーションを起こすときにも発揮される」と語った
新事業投資部の齊藤正朗は「自分が担当する事業領域において『良い意味でオタクになること』、また、常に対面でコミュニケーションをとり社内外人脈を増やすこと、この両方を大事にしてください」と学生にメッセージを送った
キャリア支援企画への思いを語る人事部の重久翔守。「自社PRが目的のインターンシップが散見される中、経団連の指針に沿って学生のキャリア観醸成を目的に本イベントを開催し、学生にも意図が十分伝わったと考える。今後も単なる採用活動の枠にとどまらない真のキャリア教育を展開したい」


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