2019年12月25日

住友商事が支援するオーケストラが、ミャンマーの若手音楽家と交流

当社は社会貢献活動の一環として音楽を学ぶ青少年の健全な成長を願い、小学生から大学生までのメンバーで構成される「ジュニア・フィルハーモニック・オーケストラ(JPO)」の音楽活動を1992年から支援しています。

2019年12月、当社はヤンゴンにおいて「日本・ミャンマー青少年音楽交流プログラム」を主催し、JPO関係者とミャンマーの11歳から18歳までの若手音楽家との交流を深めました。

本企画は、JPOの指導者でありミャンマー国立交響楽団の指導者でもある山本祐ノ介さんが発案され、国際交流基金の協力のもと実現。

3日間のワークショップを経て、14、15日にはJPO関係者とミャンマーの若手音楽家が合同で演奏会を行いました。

最初の練習では音が不揃いなところもありましたが、山本さんの指導により、見事なハーモニーが生まれ、15日にヤンゴン日本人学校で行われた演奏会では、ミャンマーや日本の子どもたち約150人が名演奏に聴き入りました。

運営を担当したサステナビリティ推進部の宮代江身子は「これからも事業拠点のあるミャンマーの社会・コミュニティとの関係を大事にし、事業のみならず社会貢献活動を通じても、その一員として期待される役割を果たしていきたい」と思いを語りました。

14日には、当社が海外工業団地事業を営むティラワ地区で、地元住民の子供達約200人が招待され、プロ5人の演奏による初めてのクラシック演奏に聴き入った
演奏会最後にはミャンマー人なら誰もが知っている曲「ミャーナンダ」が披露され、場内はさらに盛り上がった
15日にヤンゴン日本人学校で行われた演奏会。モーツァルトの「アイネクライネナハトムジーク」など8曲が演奏されたほか、バイオリンやチェロなど各弦楽器の特徴を紹介するソロ演奏も行われた


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