2022年09月13日

チリ共和国 Quebrada Blanca(ケブラダ・ブランカ)銅鉱山開発プロジェクト 2022年度チリ鉱業協会賞を受賞

住友金属鉱山および住友商事がカナダの資源メジャー企業テック・リソーシズ社とチリ共和国で推進しているケブラダ・ブランカ銅鉱山開発プロジェクト(以下「QB2プロジェクト」)は、チリ鉱業協会(Sociedad Nacional de Minería、以下「SONAMI」)より、『2022年度鉱業協会賞』を受賞しました。

SONAMIはチリにおける70社以上の鉱山会社をメンバーに持つ団体であり、毎年8月に大規模鉱山と中小規模鉱山から各々1社を選び表彰しています。

今回の受賞は、QB2プロジェクトがコロナ禍という困難の中で建設を進め、さらに持続可能で責任ある鉱業の発展に寄与していることが認められたことによるものです。授賞式には、チリ共和国のガブリエル・ボリッチ大統領やニコラス・グラウ経済大臣、マルセラ・エルナンド鉱業大臣らも参加しました。

授賞式の様子

Quebrada Blanca 銅鉱山概要

• 位置 チリ共和国タラパカ州 チリ北部(サンチャゴ市から1,500キロメートル、イキケ市の南東240キロメートル 標高4,400メートル)
• 採掘方法 露天掘り
• 選鉱操業 • 選鉱操業 浮遊選鉱により銅およびモリブデン精鉱を産出 浮遊選鉱により銅およびモリブデン精鉱を産出
• 可採鉱量 銅 約700万トン
• 資源量 • 資源量 銅 約2,400万トン ※参入時銅量 約1,800万トン 銅 約2,400万トン
※参入時銅量 約1,800万トン
• マインライフ 約28年(可採鉱量分のみ)
• 平均年間生産量 銅 24万トン、その他モリブデン、銀
(含有金属量)

QB2プロジェクト施設配置図

左から積出港と海水脱塩設備、送電線(紫色の線)、パイプライン(水色は淡水、オレンジは銅精鉱)、QB銅鉱山設備(Mill:選鉱場、TMF:尾鉱ダム、Mine:採掘ピット)


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