2014年04月01日
住友商事株式会社
株式会社爽快ドラッグ

爽快ドラッグによるあかちゃんハウス一二三買収について

住友商事株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:中村 邦晴、以下「住友商事」)は、連結子会社である株式会社爽快ドラッグ(本社:東京都千代田区、取締役社長:小森 紀昭、以下「爽快ドラッグ」)が、NetBabyWorld(ネットベビー)を運営する株式会社あかちゃんハウス一二三(本社:東京都港区、取締役社長:山口 康宏、以下「ACH社」)の株式100パーセントを取得する契約を本年3月18日に締結し、商品分野の拡充などイーコマース(以下「EC」)事業をさらに拡大しますので、お知らせいたします。
 
爽快ドラッグは、ミネラルウォーター、健康食品、洗剤をはじめ、美容家電、キッチン家電など生活用品を中心に約14万点に及ぶ幅広い商品を求めやすい価格で販売するインターネット専門のEC事業会社です。2004年に住友商事が出資して以降、売上高は毎年25~30パーセントの比率で拡大し続けており、楽天市場「ショップ・オブ・ザ・イヤー」の5年連続グランプリ受賞を始めとし、Yahoo!ショッピング「年間ベストストア」、DeNAショッピング「ベストショップ大賞」の連続受賞など、高い評価を得ています。
 
ACH社は1991年に実在店舗として設立、2005年にEC事業に参入、NetBabyWorld(ネットベビー)を運営するベビー用品を取り扱うEC事業者としては最大手の1社です。ここ数年、売上高は20パーセント以上で拡大を続けており、楽天市場「ショップ・オブ・ザ・イヤー」における、キッズ・ベビー・マタニティ部門で7年連続第1位および2013年度の総合8位受賞をはじめ、Yahoo!ショッピング「年間ベストストア」、ポンパレモール「年間ベストショップ」における数々の受賞など、ベビーカテゴリーにおいて非常に高い評価を得ています。
 
ベビー関連ビジネスの市場規模は2012年で約2.7兆円とも言われていますが、その中でもACH社はベビーカーやベビーベッドなどのベビー用品を中心に、爽快ドラッグはミルク、オムツなどのベビー用消耗品を中心に順調に売上げを拡大しています。元々、出産・育児時期を過ごす方とネット通販との親和性が高いことに加え、今後は日常的にインターネットを使う、ネットリテラシーの高い世代が出産期を迎えることなどから、本カテゴリーにおけるECの占める割合は益々高くなっていくことが想定され、爽快ドラッグとACH社で子育てサポートをして参ります。
爽快ドラッグは生活用品を中心に築いた事業基盤を元に、ACH社の取得により新たな商品分野へ拡大し、さらなる顧客層の拡充や仕入れ体制の強化を目指します。同時に、ACH社にも爽快ドラッグの取扱商品を導入し、さらに相互送客を図るなどのシナジー効果を狙い、2014年度には両社合わせて売上規模300億円を目指します。爽快ドラッグはこのようにシナジー効果が見込めるM&A案件を今後も積極的に実施し、事業拡大を加速させていきます。
 
住友商事は、爽快ドラッグを中心として中国、東南アジアへEC事業を展開しており、一層の収益基盤の拡充を目標としています。今回の事業買収を通じ、爽快ドラッグの事業価値を高めるとともに、住友商事のEC事業におけるネットワーク、ノウハウを確固たる存在に成長させ、海外EC事業者含め当社EC事業を拡大していきます。

■【会社概要】

爽快ドラッグ
社名 株式会社爽快ドラッグ
所在地 東京都千代田区
事業内容 日用品・食料品等のインターネット販売
資本金 3億円
株主構成 住友商事 94パーセント、その他  6パーセント
取扱商品 日用品・食料品等、生活用品全般
設立時期 2000年8月
 
ACH社/NetBabyWorld(ネットベビー)
社名 株式会社あかちゃんハウス一二三
所在地 東京都港区
事業内容 ベビー用品のインターネット販売
資本金 10百万円
株主構成 山口康宏、他
取扱商品 ベビー用品
設立時期 1991年8月
URL:http://www.rakuten.ne.jp/gold/netbaby/

 

■【イメージ写真】


本件に関する問い合わせ先
住友商事株式会社 広報部 コミュニケーションチーム
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