2019年04月16日
住友商事株式会社
住商アーバン開発株式会社
千葉県松戸市 大型商業施設開発 施設名称を「Terrace Mall(テラスモール)松戸」に決定湘南に続く、テラスモールシリーズの第2号案件 産学共同でキッズスペース、地元名店や新業態店舗など 約180店舗 宿場町の歴史を持つベッドタウンに「サードプレイス」登場
本施設は、シンガポールの政府系投資ファンドであるGICと共同開発により進めているもので、住友商事グループが神奈川県藤沢市にて開発した「テラスモール湘南(2011年開業)」に続く、テラスモールシリーズの第2号案件です。
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グリーンのグラデーションで、自然と調和する松戸のまちの心地よさと、都会感、現代感の融合を表現しています。 「テラスモール松戸」ロゴ |
エントランス(イメージ) |
エリア初出店の店舗も登場
本施設は、国道6号線に近接した松戸北部市場跡地に位置し、敷地面積約49,000平方メートル(東京ドーム約1.1個分と同規模)、賃貸面積約42,000平方メートル(地上4階、一部5階建て)、総店舗数約180店と、松戸市を中心とした周辺エリア(注1)最大級の商業施設となる予定です。「豊かに・楽しむ・毎日の暮らし」を開発コンセプトに、周辺エリアの方々のニーズに対応した幅広い店舗を展開します。大型の核店舗を各フロア両端に配置する「多核型サーキットモール」として回遊性を高め、共用部分の環境にこだわり、多様化・高度化するお客様のニーズに対応します。
核店舗として、 アカチャンホンポ(マタニティ・ベビー・キッズ用品)、H&M(ファッション)、サミットストア(食品スーパー)、SPORTS AUTHORITY(スポーツ用品)、TSUTAYA BOOKSTORE(書籍、文具、カフェ)エリア初、東急スポーツオアシス(総合フィットネスクラブ)エリア初、ノジマ(家電)、無印良品(生活雑貨)、ユナイテッド・シネマ(シネマコンプレックス)エリア初、ユニクロ(ファッション)、ロフト(生活雑貨)エリア初などが出店します。その他、市場だった歴史を想起させるつくり、地元大学との産学連携の取り組み、地域名店の出店など、人々が行き交うまち松戸にふさわしいサードプレイス(注2)を目指します。
(注1)周辺エリア
本施設から5㎞圏内としています。
(注2)サードプレイス
家庭や職場に次ぐ「第3の場所」
<ご参考>
「テラスモール松戸」 施設概要
・所在 | 千葉県松戸市八ケ崎二丁目8番地1他 |
・敷地面積 | 約49,000㎡ |
・賃貸面積 | 約42,000㎡ |
・総店舗数 | 約180店 |
・駐車場 | 約2,000台 |
・駐輪場 | 約1,000台 |
・建物規模 | 地上4階建て(一部5階建て) |
・開業年月 | 2019年秋(予定) |
・事業者代表 | 住友商事株式会社 |
・運営受託 | 住商アーバン開発株式会社 |
階 | 内容 | 主要核店舗(2019年4月16日発表分) |
4F | エリア唯一の大型シネマコンプレックス | ユナイテッド・シネマ(3・4F) |
3F |
みんなが時間を忘れてモノ・コトを楽しめる、家族みんなの暮らしスタイル |
アカチャンホンポ、 SPORTS AUTHORITY、 ノジマ |
2F | センスを刺激する、自分好みのトレンドスタイル (トレンドカジュアルスタイル/コンフォートリアルスタイル/カジュアルダイニング) |
H&M、 TSUTAYA BOOKSTORE、 ユニクロ |
1F | 地域No.1の規模の食品ゾーンを核とした高頻度来館サポート (ウェルカムプロムナード/コンフォートライフ/食品ゾーン) |
サミットストア、 東急スポーツオアシス(1・2F)、 無印良品、 ロフト |
(各フロア五十音順)
「テラスモール」とは
住友商事グループの商業施設開発には、開発理念「豊かなまちづくりへの貢献」・開発の方向性「まちづくり型商業開発」・開発運営のスタンス「地域メイドの開発」があります。これらに基づき、開発の考え方「テラスの思想」を掲げています。多様化する価値に対応する新しいタイプのショッピングセンターにとって重要なことは、楽しく、快適で、何度でも来たくなる、テラス空間に象徴される「居心地の良さ」だと考え、これを「テラスの思想」と呼んでいます。これらを踏まえ「テラスモール」を開発しています。
第1号案件は、神奈川県藤沢市にて開発した「テラスモール湘南」です。「テラスモール湘南」は、第6回日本SC大賞・金賞を受賞いたしました。
松戸と住友商事グループの商業施設事業
松戸駅前の商業施設「プラーレ松戸(千葉県松戸市松戸1149-1)」(1980年開業)は住友商事グループが開発運営する商業施設です。
住友商事グループの商業施設事業は、約40年にわたり松戸と共に成長してきました。
宿場町として古くから交差の場だった松戸
松戸に人が住み始めたのは約3万年前、旧石器時代です。時を経て平安時代には、今の市川市国分付近に下総(しもうさ)国の国府が置かれ、ここから常陸(ひたち)へ向かう官道が松戸に通っていました。江戸幕府が水戸街道を整備すると、松戸と小金は宿場町として繁栄します。現在の松戸神社の辺りには、大名の宿泊施設である本陣や脇本陣、一般人の宿である旅篭が軒を並べていました。江戸川沿いには河岸「河の港」ができ、銚子方面でとれた鮮魚を江戸まで運ぶ中継基地として発展しました(出典:(一社)松戸市観光協会HP)。
松戸市民と共に歩んできた北部市場の記憶
松戸北部市場は、急増する周辺の消費人口に対して青果を安定的に流通させることを目的として1969年(昭和44年)4月に開設されました。当時の松戸市政要覧(1969年)によれば、「流通機構整備改善を計画し、市内に散在する青果市場を総合大型市場として全国産地からの直送による集荷体制を確立し青果物の受給・供給を円滑にすると共に公正な価格によって消費者、生活者を保護し、市民生活の安定に寄与いたすため設置いたしたものである」とあります。以来、青果を中心に松戸エリアの食糧流通の重要拠点として松戸周辺エリアの食卓を支えてきましたが、地域のニーズに合わせて、2017年3月末に市場を閉鎖し商業施設開発に至りました。
■住友商事のマテリアリティ(重要課題)
住友商事グループは『社会とともに持続的に成長するための6つのマテリアリティ(重要課題)』を、事業戦略の策定や個々のビジネスの意思決定プロセスにおける重要な要素と位置付け、事業活動を通じて課題を解決することで持続的な成長を図っていきます。本事業は、特に「地域と産業の発展への貢献」、「快適で心躍る暮らしの基盤づくり」に資する事業です。

居心地の良い「サードプレイス」を創造/環境にこだわった特徴的なゾーンを演出(PDF / 1320KB)
新しい松戸の商業施設を地域と共創(PDF / 370KB)
多様なライフスタイルに応える多核型モールを展開(PDF / 455KB)
住友商事グループの主な商業開発・運営実績(PDF / 184KB)
※本資料に記載のイメージパースは変更になる場合があります。
※本資料に掲載しているのは2019年4月16日現在の情報であり、今後変更となる可能性があります。
※「サミットストア」「東急スポーツオアシス」「ユナイテッド・シネマ」の出店は、2018年7月2日付の報道資料で発表しております。
- 本件に関する問い合わせ先
- 住友商事株式会社 広報部 コミュニケーションチーム
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