2014年12月25日

日本の人気テレビ番組をフィリピンの視聴者へ

当社は日本国内で上映される映画作品への出資や、日本のテレビ番組の海外展開に積極的に取り組んでいます。

その1つとして本年11月から始めたのが、日本の人気ドラマや情報番組のフィリピンでの放送です。フィリピン最大のメディア企業ABS-CBNが運営するチャンネルで「LAKBAY JAPAN」(LAKBAYとはフィリピンの公用語の一つ、タガログ語で「旅する」の意味)というキャンペーンを行い、2015年3月までの期間中に、合計160時間(再放送含む)の放送を予定しています。フィリピンの視聴者に人気のある恋愛ドラマ『10年先も君に恋して』(NHK)や『福岡恋愛白書』(KBC九州朝日放送)をはじめ、情報番組『大改造!ビフォーアフター』(朝日放送)など、さまざまな番組を放送します。

「LAKBAY JAPAN」キャンペーンのロゴ。フィリピンではケーブルテレビチャンネル「Jeepney TV」で放送

当社の役割は、日本の放送局からの番組調達や、タガログ語への吹き替え音声の制作など、放送全体に関わるコーディネートです。ABS-CBNと番組の共同制作で実績のあるフジテレビと組み、総務省の「平成26年度 地上波テレビジョンを活用した放送コンテンツの海外展開に関するモデル事業」の一環として取り組んでいます。マレーシアでも15年1月から、日本テレビ放送網、現地放送局MediaPrimaと取り組む共同制作番組を放送予定です。

日本の放送コンテンツの展開先として有望なアジア地域で、日本ファンの拡大を図り、「クール・ジャパン」「ビジット・ジャパン」戦略を後押しする事業として、今後も継続して推し進めていきます。

『10年先も君に恋して』の一場面。厳選された11番組が、フィリピンの視聴者へ届けられる

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