2022年09月07日

農薬関連会社「住商アグロ・サミットアグロ・スミアグロ」グループのミッション・ビジョンの策定およびグループロゴの統一

住友商事は、世界37カ国で農薬を中心とした農業資材のトレード/卸売りを行う、住商アグロ、サミットアグロ、スミアグログループ(SAグループ)の新しいミッション・ビジョンを策定し、グループロゴを統一・刷新しました。人々の生活を支え、社会の発展に重要な役割を果たす農業分野にグループ全体で寄り添い、さらなる農業生産の向上に貢献していきます。

住友商事は、約40年以上にわたり農薬のトレード、トレード/卸売り事業を手掛けており、現在では世界37カ国に卸売会社を展開し、世界中の生産者とともに農業生産に貢献してきました。現在では、アジア圏の住商アグロインターナショナル、ヨーロッパ圏のSumi Agro Europe、南米圏のSummit Agro South America、北中南米圏のSummit Agro USA/Summit Agro Mexicoを中心とした広域4拠点体制を構築し、グローバルでの効率的な購買体制、農業環境・市場の情報共有などをより一層進めています。

今回策定したミッション・ビジョン、および統一したグループロゴは、持続可能な農業のために、革新的なソリューションを提供し、農業生産者に寄り添うことを目指すという、新たな企業使命を反映しました。

ミッション - "We Develop Worth to Contribute for Agriculture Production"(農業生産に貢献する価値を創造する)

ビジョン - "Closer to Farmers, Providing Innovative Solutions for Sustainable Agriculture"(農家に寄り添い、持続可能な農業のために革新的なソリューションを提供する)

ロゴマーク

新しいロゴマークは、グローバルベースで協働し世界をカバーする存在感を円形のデザインで表現しています。オレンジ色はさらなる成長を祈念した来光を、緑色は環境・サステナブル・安全な社会への貢献に向けた強い意思を示す緑葉をイメージしています。また、オレンジ色と緑色の間の空間は、多種多様な新技術に対し、新たな枠組みを構築し開放的に取り組んでいく意思を示しています。

SAグループは、3年に一度、世界各国の社員が集まるグローバル会議を開催しており、今回のグループロゴ統一は、同会議で社員から出たアイデアをもとに実施しました。また、2020年にはGlobal Business Development(GBD)という組織を立ち上げ、グループ全体でのポートフォリオ拡充に向け既存剤のライフサイクルマネジメントやバイオ農薬の開発など、グローバル連携を加速させています。

SAグループは、ミッション・ビジョン、グループロゴに基づき、あらゆる農業活動に貢献していきます。

2019年に開催されたグローバル会議

地球環境との共生を目指しながら農業と地域のサステナブルな発展へ貢献する

アグリサイエンス事業部 部長 田中 卓

農業は人々の生活に欠かせないものの一つであり、私たちはより良い農業生産に貢献できるよう努力しています。今回のブランドイメージの統一・刷新により、グループ機能のさらなる連携・協働を進め、業界内外でのパートナーシップを強化し、世界中の農家、パートナー企業、グループ社員その他すべてのステークホルダーに新たな価値を提供することを目指します。


Top