学校給食で生徒を飢えから救う
- 「おにぎりアクション」
U.S.A.
米州住友商事は2020年10月、非営利団体のTable for Twoと共同で、「おにぎりづくり」のオンラインイベントを開催しました。
北米や中南米から社員が参加し、オフィス近隣の学校を直接支援するため、おにぎりをつくりました。
今回初めての参加でしたが、寄付だけでなく、オンラインイベントを開催し、SNSを通じて、社員や取引先にも「おにぎりアクション」の取り組みを広げました。

社会にインパクトを
米州住友商事が年中行事「Americas Week」の一環で開催したため、米州の社員が国や時差を超えて活動に参加しました。この「おにぎりづくり」のイベントは、非営利団体Table for Two が主催する「おにぎりアクション」に準じて行われたもの。おにぎりをつくり、その写真を撮り、#OnigiriActionを付けてSNSに写真を投稿すると、1枚につき給食5食分が、必要とする世界中の子供たちに寄付されるという仕組みです。国連の世界食料デーにちなんで行われています。
協賛企業からの寄付を原資に、ソーシャルメディアを使った活動を通じて、必要な子どもたちに給食が届けられます。米州住友商事でも、各オフィスからの寄付に加え、「おにぎりづくり」のオンラインイベントも開催しました。米州各地の社員が、個性豊かなおにぎりをつくり、その写真を投稿し、「おにぎりアクション」の拡散に貢献しました。

オンラインイベントに登場した、Table for Twoの「おにぎりインストラクター」
おにぎりが大きな成果を生む!
イベント終了後、Table for Twoのアメリカ代表を務める上島カー真弓氏は、「キャンペーン最終週には特に多くの写真が投稿され、最終日10月31日には、この取り組みによる学校給食の寄付が上限(90万食)に達しました。皆さんの寛大な支援のおかげです。ありがとうございます!」と述べました。
「おにぎりアクション2020」では、202,143枚の写真が投稿され、世界中で90万食の学校給食が提供されました。米州住友商事はもちろん、世界中の心ある組織による活動や寄付がこのキャンペーンを大成功に導き、世界中の学校の生徒に食を届けています。

おにぎりで繋がる
新型コロナの感染拡大により、私たちの生活や仕事に支障が生じ、コミュニティ活動にも明らかに影響が及んでいます。実際に集まったり、対面でボランティア活動をすることが難しい今、「おにぎりづくり」のオンラインイベントは、全社員で「楽しいこと」を共有する良い機会となりました。また、「おにぎりアクション」の取り組みに協力し、写真を投稿、それぞれのネットワークを介してこの活動を広げることにより、助けを必要としている世界中の多くの子供たちを支援することにつながりました。

ジャック・オー・ランタンから着想を得たハローウィン用のおにぎり
ACTIVITIES AROUND THE WORLD
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