大学生に将来キャリアを考えるきっかけを
- インターンシップ
CHINA
中国住友商事グループでは、社員との交流を通じて、
大学生に社会体験の場を提供することにより、
将来のキャリアや、学びとのつながりを考えるきっかけをつくり、
未来を担う次世代人材の育成を目指しています。

リアルな職場体験
中国住友商事グループ各社では、地元の大学生をオフィスに招き、社員がメニューを考え、講師役となって学生にキャリアを考えるきっかけを提供する「インターンシップ」に取り組んでいます。
新型コロナ感染拡大の影響を受け、2020年以降は、オンラインでの開催を中心に実施してきましたが、2023年は、対面でリアルな職場体験を提供することができました。上海・広州・天津・青島の各店舗が連携した共同開催としたところ、中国各地の10校から90名の学生が参加しました。
社員は中国各地から50名が参加。講師役の社員は、自分の専門分野を活かして学生が社会に出て働くことがイメージできるような講義を工夫しました。「日本の総合商社の発展の歴史」「住友商事のCSR」、「住友商事の求める人材像」、「社会人になる準備」などのメニューを設け、総合商社の成り立ちと、グローバル企業の活動を理解してもらいます。また、参加学生代表によるスピーチコンテストも開催しました。スピーチのテーマは、キャリアプラン。参加した24名の学生は、自身の性格・専門分野・将来の就職市場のニーズを分析した上で今後のキャリアプランを示し、また、自分自身の改善すべき点や取り組みの方向性を述べました。

総合商社の成り立ちや企業活動についての講義

事業会社訪問
インターンシップに参加して
学生からの声
私は日本語学科専攻ですが、将来の就職先は翻訳の仕事に限らないと思います。この研修活動が私たちの選択肢を広げてくれました。外国語だけでは十分ではなく、他の専攻や興味の中から自ら選択し、習得した日本語のスキルに合わせて力を発揮しなければならないことも認識しました。
(上海外国語大学の学生)

スピーチコンテストで演説する学生
活動社員の声:中国住友商事グループ金属部門 石川卓実
日本人駐在員としては初めてインターンシップで講演しましたが、日本語を専攻されている学生さんということで、日本と中国の文化・風土・習慣・生活の違いに興味津々で、熱心に耳を傾けられていた姿勢が印象的でした。コロナ禍もあって海外への渡航はこの数年出来ない状況でしたが、徐々に渡航のハードルも下がり往来しやすい環境になってきましたので、学生の皆さんには是非日本にも足を運んでいただき、異文化をご自身の肌で吸収してほしいと思います。

仕事内容や趣味などを自己紹介
参加大学と担当拠点
上海住友商事
復旦大学、上海外国語大学、華東理工大学、華東師範大学
天津住友商事
南開大学、天津外国語大学
青島住友商事
中国海洋大学、青島大学
広州住友商事
中山大学、広東外国語外貿大学