地域の学校に必要なツールを届ける

CHILE

チリ住友商事は2020年、
地域の公立高校2校に、学習ツールを寄付しました。

電気技術者を目指すための学習ツールを受け取ったLiceo Amador Neghme Rodriguez高校の生徒たち

必要な教育ツールを提供

チリ住友商事は2020年、100SEEDの活動として2件の寄付活動を実施しました。最初の活動では、Liceo Amador Neghme Rodriguez専門高校を対象に、電気技術者として就職する生徒たちが技能を身に付けるための教育ツールを寄付しました。同校ではコロナ禍による資源不足のため、卒業を控えた生徒たちのために必要な教育ツールを提供することができない状況でした。また同校の生徒の半数近くは、ハイチ、ベネズエラ、ペルー、エクアドル、コロンビアからの移民で、特に不安定な状況に置かれています。そこでチリ住友商事では、卒業を控えたクラスの生徒たちが実社会で働く準備を整えられるように、また電気技術者になるためのインターンシップに臨めるよう、「学習ツールセット」を30人分寄付しました。
2件目の活動は、社員の使用済みコンピュータからハードディスクを取り外す作業から始まりました。この作業によって、廃棄処分にされていたデバイスを、資源不足に直面している地域の専門高校に寄付することができました。地域の教育機関との調整の結果、公立サンフランシスコ技術専門学校へ、デスクトップPC 20台、ラップトップPC 10台、モニター19台を寄付しました。同校には会計・経理の教育コースがあり、寄付された機器はこの教育コースの授業で使用されます。100SEEDチームは、12月にこの学校のコンピュータ室を訪問、寄付したコンピュータが同室に設置され、問題なく機能していることを確認することもできました。

寄付したパソコン(サンフランシスコ技術専門学校のコンピュータ室に設置されている様子)

社員主導で、地域社会の改善に貢献

Liceo Amador Neghme Rodriguez高校では、寄付の実施後の12月に寄付の記念セレモニーが行われ、チリ住友商事から早川社長ほか数名のメンバーが出席、早川社長がスペイン語でスピーチを行いました。

チリ住友商事の全社員がこうした活動に協力しましたが、特に100SEEDチームメンバーである キクチ リサ、マリオ・ノーチェ、ファビオラ・レタマル、モリース・ベッカー、マリア・パス・サンチェス、ジャーマン・スリ、クリストファー・キノネス、カルロス・ガライは、早川社長の強力なサポートのもとで、寄付活動を進めました。キクチとノーチェがこの寄付活動のリーダーを務め、またキノネスはハードディスクの取り外し作業でパソコンの寄付実現に貢献しました。

Liceo Amador Neghme Rodriguez高校での記念セレモニーで

活動をリードするチリ住友商事100SEEDチームのメンバーたち

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