住友商事では、社員が仕事で培ったスキルや経験を生かし、教育課題に取り組むNPOの運営基盤の強化をサポートすることで、教育分野のさまざまな課題解決を目指しています。
プロボノとは、仕事で培ったスキル・経験などをNPOに無償で提供することを通じて、社会課題の解決を目指す活動です。日本国内には、さまざまな教育課題があり、その解決には、行政、教育機関、地域社会、NPO、家族、そして民間企業など、様々なセクターの連携が不可欠です。中でもNPOは、支援が必要な人をサポートする重要な役割を果たしています。住友商事は、「Quality Education(質の高い教育をみんなに)」の実現に向け、教育分野で活動するNPOの運営基盤強化を支援することで、この動きを加速できるのではとの考えから、「教育支援プロボノ」を始めました。
プロボノ活動は、さまざまな部署から集まった社員が4-5人のチームを組んで取り組みます。支援先となる団体のニーズに耳を傾け、対話を重ねながら、団体が取り組む教育課題、さらに彼ら自身が抱える課題に対する理解を深め、必要とされるものを特定し、成果物として提示します。これまでに行った主な支援内容は、次の通りです。
この活動は、「好意のネットワーク」でした。プロボノメンバーの皆さんは、私たちの「強み」と「足りないところ」を必死に探し、考え、形にしてくださいました。その資料を活用することで、これまで相手にしてもらえなかった行政が関心を示してくださり、事業委託のオファーをいただくことができました!この機会が、皆さんにとっても有意義なものであったのなら、とても嬉しいです。(I am OKの会 代表 林田道子さん)
社会課題の解決に商社の仕事力を生かす 「教育支援プロボノ」―住友商事「100SEED」の挑戦 Vol.4:【SDGs ACTION!】朝日新聞デジタル (asahi.com)
2023年12月