人財

Our People

UNLOCK YOUR POWER

一人ひとりが自分らしく、エンパワーされ、
「Enriching lives and the world」の実現に向けて、
夢中になれる職場環境を目指す。
それが、「UNLOCK YOUR POWER」に込めた私たちの想いです。

Interview

UNLOCK YOUR POWER

「Enriching lives and the world」の実現に向けて、
一人ひとりの力を解き放つ。

中澤 佳子Yoshiko Nakazawa

執行役員 人事担当

Read More
no.01
10

公募制度で自分の
キャリアを切り開く

すべては自分次第、自分で決めることで生まれる覚悟と責任感

no.02
10

住友商事にキャリア入社、
マネージャーとしてビジネスを牽引

自動車ビジネスへの強い想い、住友商事で見えた新たな景色とは

no.03
10

独自のリーダーシップで、
高い目標へ

グローバルなビジネスを経て、リーダーとして大切にしていること

no.04
10

母子だけでの
海外赴任に挑戦

あきらめなくてよかった。挑戦したからこそ感じる充実感

no.05
10

グローバルな
HRリーダーとしての挑戦

ポジティブな変化を加速させるリーダーへ

no.06
10

社内起業で、
新規事業の経営者に

海外での経験が、キャリアとビジネスへの関わり方を改める転機に

no.07
10

トレイニー制度で、
念願の海外ビジネスを経験

4年目での海外赴任。今現地で感じていることとは

no.08
10

育休の経験が、
キャリアとしての収穫に

1年間の育休取得。そのなかで感じ、学んだこととは

no.09
10

海外生活を経て、
再び住友商事へ

住友商事に戻り感じた変化。再びチームで働く喜び

no.10
10

住友商事を卒業し、
上場を果たした起業家

挑み続けた住友商事での原体験。卒業後も繋がりを大切に

no.01
10

公募制度で自分のキャリアを切り開く

宮田 佑馬

リテイルSBU
海外リテイルユニット

入社後の6年間は自動車鋼板事業部で鋼材のトレーディングに携わりました。鋼板とは自動車のドアやボンネットに使われる金属製の板のことで、それらを仕入れて国内外の自動車メーカーに販売する仕事を担当しました。お客様との対話を通じて課題をつかみ、仕入れ先と一緒になってそれを解決する。若手時代にそんな経験ができたことは、キャリアのスタートとして幸運でした。また、海外営業も経験し、自分の視野が狭かったことにも気づかされました。せっかく総合商社に入ったのだから目の前にある選択肢以外にも目を向けようと思うようになり、自分が何を大切にしていて、何に喜びを感じるかを改めて考えました。その結果、お客様とより近くでビジネスができ、早くから事業会社のマネジメントに関わるチャンスがあるリテイル事業に魅力を感じ、公募制度を活用して異動することを決めました。ほかの誰かに指示されたわけでなく、自分自身で考えて決めた異動でしたので「すべては自分次第」という思いで、キャリアに対する覚悟と責任感も一層強まりました。
実際に、台湾のスーパーマーケット運営会社に出向し、副社長を務める経験もできました。運営会社の経営者、そして、株主である住友商事という2つの立場を担い、ビジネスの奥深さをしっかりと学ぶことができましたし、実際に現地の人々の消費生活を支え、お客様や従業員に喜んでもらえている手応えを感じる日々は、仕事の社会的意義も実感させてくれました。
そして現在は、スーパーマーケットを中心とする消費流通分野で、各事業会社のサポートと新規事業開発を担当しています。日本人特有の精緻さや感性を生かした仕事を通じて、海外で暮らす人々の生活を豊かにすることが今の目標です。

全文記事を読む
no.02
10

住友商事にキャリア入社、
マネージャーとしてビジネスを牽引

古市 幸子

自動車流通販売SBU
自動車流通事業第二ユニット

新卒で入社した自動車メーカーから航空会社に転職したのですが、再度自動車ビジネスに携わりたいとの思いから住友商事に転職しました。
担当は中央アジア向けの自動車トレードビジネスで、端的に言えば日本の自動車メーカーの商品を、中央アジアのディストリビューターに供給するサプライチェーンを担うとともに、現地のディストリビューターの経営を通じ、同製品の販売網を整備していくというビジネスです。私自身はマネージャーとしてチームを率いながら、ウズベキスタン、トルクメニスタン、タジキスタンの3カ国を担当しています。
新興市場には確立した正解がないため、自分たちの考えでトライアンドエラーできることに醍醐味を感じますし、それによって現地の人々の暮らしを豊かにするという点でも社会貢献性を感じています。また、1台の自動車がユーザーに届くまでに、立場も国籍も異なるさまざまな人たちが関わっていることは、あらゆるプロジェクトを我々が手掛けるからこそ、メーカー時代以上に強く感じる部分です。たくさんの人を通じてビジネスが動く事実に、ただただ感動しています。
そもそも女性が少なく管理職はもっと少ない自動車業界で、管理職として重要な職務を任せてくれた住友商事の期待にはきちんと応えたいと思っています。前職までの経験を尊重し、支えてくれる仲間たちがいるのでいつも前を向いて仕事ができています。リスペクトの心を忘れずにいれば必ず仲間ができる。そして常に現場で何が起きているのか、現実に目を向けることを怠らない。これまでの社会人生活で学んだことを大切にしながら、これからもここでチャレンジを続けていきたいと思います。

全文記事を読む
no.03
10

独自のリーダーシップで、高い目標へ

大樂 智典

アジア大洋州住友商事グループ
アジア大洋州エネルギートランスフォーメーションユニット

これまでアジア地域での電力ビジネスを行ってきました。ベトナムでは発電事業会社の社長も経験し、現在はインドネシアのジャカルタでユニット長を務めています。
チームのリーダーを務める上でもっとも大切にしているのは「For the Project」です。これは、プロジェクトのための意思決定をしようということ。事業を運営していくなかでは、当然、関係者の意見が衝突することもあります。そういったときに「どちらかの意見を尊重する」のではなく、「プロジェクトにとって何が良いか」を軸に考え、決断してきました。それと、「笑顔で働くこと」も重要です。しかめっ面をしていてもやるべきことが変わるわけではありません。それならばできるだけ笑顔で、活発なコミュニケーションを交わしながら皆で楽しく仕事をし、チームとしてのアウトプットを向上させていくことが大切だと思っています。
組織としては個々人が「independent」に仕事をすることを目指しています。チームとして成し遂げるべきゴールを共有した上で、それぞれがその領域のプロとして自走できるチームが理想だと考えています。メンバーのことを信頼し、それぞれのやり方は思い切って任せる。「失敗をしても会社が潰れることはない、心配するな」と、メンバーにはよく言い聞かせています。
私たちは技術や商品を持っているわけではないため、「人」で勝負しています。だからこそ、年次や性別にとらわれず本人の実力やビジョンを重視しながら人員配置を行い、その人が持つ価値を最大限に引き出し高めていくことで、より高い目標に向かって進んでいける組織をつくっていきたいと思います。

全文記事を読む
no.04
10

母子だけでの海外赴任に挑戦

井坂 紀子

欧州住友商事グループ
欧州金属部門

エネルギー業界向けの鋼管トレード、鋼管事業企画・開発に携わりながら2度の産休・育休を経て、現在は子どもたちを連れてノルウェーの欧州住友商事に出向しています。
海外赴任の打診を受けた時、子どもたちは3歳と6歳でした。「ママが行くなら私も行く!」と子どもたちは乗り気で、夫も、私のキャリアにとって良い機会だろうし、子どもに海外経験をさせられる機会だから、と応援してくれました。とはいえ、夫は日本に残らなければならず、私一人で子どもたちをケアしきれるだろうかと心配はありましたが、「この仕事に挑戦したい」という思いが勝りました。
実際に現地では、会社のサポート制度を活用してベビーシッターを雇ったり、私の両親を日本から呼び寄せるなどして、仕事と家庭を両立してきました。子どもたちはすぐにノルウェーでの暮らしに慣れてくれましたし、ママ友のなかには私のような駐在員もいて、お互いに助け合いながら暮らしています。何より、事業と子の成長どちらも一番近くで見続けられることに充実感を感じています。
現在はゼネラルマネージャーとして、多国籍のメンバーで構成されるチームを運営しています。国も違えば、働き方、家族に対する考え方や、法律も異なります。そのような中でのチーム運営では、一人ひとりのバックグラウンドを理解し、傾聴することを意識しています。リーダーとしてチームを運営することのやりがいは、ノルウェーに来て実際にやってみてはじめて分かったことです。子どもを連れて海外で働くことも、その環境でマネージャーを務めることも、すべてあきらめなくてよかった。挑戦したからこそ、今こうして充実した日々を過ごせていると感じています。

全文記事を読む
no.05
10

グローバルなHRリーダーとしての挑戦

Maureen Fernandez-Hickey

中東住友商事会社 ドバイ本社

マレーシア、タイ、ドバイの建設会社およびコンサルティング会社で人事を経験した後、2011年に住友商事中東アフリカ(以下、SCMEA)で人事スペシャリストとして働き始めました。現在は、SCMEAでの人事総務部長として人事・総務を統括し、社員を中心とした、高いパフォーマンスを引き出せる組織風土や職場環境づくりに取り組んでいます。非常に優秀なチームメンバーたちとともに、SCMEAのみならず、中東・アフリカ域内の子会社やグループ会社に対する人事・総務に関わるアドバイスも行っています。
2015年に当時の住友商事中東が子会社と統合されたことは、私のキャリアにおいて大きな転機でした。統合後、従業員が42人から75人に増え、国籍も個性も多様化しました。統合された子会社は石油やガスを扱う会社で、カルチャーの違いもあり、ポリシーを統合し、1つの組織としてまとまるまでの道のりは簡単なものではありませんでした。しかし、この経験を通じて多くを学び、ダイバーシティに富んだ組織の改革能力を身につけました。
住友商事でのキャリアの中でいくつかこのような大きな転機がありましたが、その度に素晴らしいリーダーたちと出会えたことはとても幸運でした。リーダーはそれぞれ、異なる個性を持ち、異なる視点を提供してくれました。私は尊敬するリーダーのサポートの下、自律性を持って成長し続けることができました。私自身も、私を成長させてくれたリーダーたちのように、単にチームを管理するだけの“マネージャー”ではなく、一緒に仕事をするメンバーに深くポジティブな影響を与えられるリーダーでありたいと強く思っています。
私はこれまで自分のキャリアとして積み上げてきたHRの仕事が大好きで、今後も、HR領域におけるベストプラクティスをグローバルに示し、浸透させていくことに情熱を注ぎたいと思っています。こうした取り組みを通じて住友商事におけるグローバルな組織づくりを加速させていきたいです。

全文記事を読む
no.06
10

社内起業で、新規事業の経営者に

植田 信

ライフスタイルグループCFOオフィス

入社来、コーポレートファイナンスの分野で、投資基準の策定や大型投資案件に対する採算分析などに関わってきました。4年目に中国語の語学研修生として北京へ行き、上海住友商事で中国国内のトレードビジネスにおけるリスク分析や、地場企業との合弁会社の立ち上げを経験しました。
海外経験をきっかけに決心したMBA留学で自分のキャリアについてじっくり考える機会があり、そこでビジネスに対する考え方が変化しました。
私はこれまで投資側として幅広いビジネスに関わってきましたが、海外でのさまざまな経験や学びを通じて「自分でビジネスを動かしたい」と思うようになりました。社内外のすべての可能性を検討し、最終的には社内起業制度「0→1(ゼロワン)チャレンジ制度」に応募、通過し起業を果たしました。
具体的には「Life Wash(ライフ ウォッシュ)」という洗濯代行サービスの開発に取り組んでいます。大手クリーニング事業者の白洋舍をパートナーに迎え、2022年から事業開発を開始し、現在は実証実験の最中です。
社内起業をして実感したのは、住友商事が持つ総合力です。もともと「人」を資本とする会社なので、さまざまな専門領域の「人」と連携しながら事業開発に取り組めることに加え、社外のネットワークも非常に豊富です。また、自身の生活基盤を安定させたまま事業開発だけに専念できることも社内起業の大きな魅力だと思います。
まずは30代のうちに自分でビジネスを立ち上げる経験を積み、40・50代ではより大きなビジネスの経営に取り組みたいです。そして、60歳になったときには大学教授になることが夢です。いつか自分の経験を若い世代に伝えることで社会に貢献していきたいと考えています。

全文記事を読む
no.07
10

トレイニー制度で、念願の海外ビジネスを経験

東野 里実

エレクトロニクスSBU
EMS事業ユニット

もともと海外志向が強く、総合商社とメーカーに絞って就職活動をしていました。縁あって住友商事に入社し、入社4年目からはトレイニー制度でタイの事業会社に出向しています。電子部品の調達からEMSと呼ばれる電子機器製造の受託サービスまでを担っているスミトロニクスという会社で、日系空調機メーカーを担当しています。
赴任したばかりの頃、オペレーション改善のためにヒアリングや問題点の抽出などを行ったのですが、現地スタッフには「日本から来た若者が従来のやり方を変えようとしている」とネガティブに捉えられたことがあります。タイは国民の9割以上が仏教徒で、年功序列の意識が強いです。もともとはっきり意見を伝えるタイプだったのですが、このやり方では現地スタッフの方々には受け入れてもらえないと感じ、伝え方を工夫するようにしました。問題点だけに焦点を当てるのではなく、従来のやり方や良いところをしっかり肯定することも忘れず、「こうするともっと良くなるのでは」と改善点を一緒に探すように心掛けました。今では新しい提案にも積極的に耳を傾けてもらえるようになり、スムーズに業務改善を進められるようになりました。
また、「一人では何もできない」ということを改めて理解できたことは大きな収穫でした。もちろん、これまでも周りの方々とチームで業務をしてきましたが、日本にいた頃は私自身が担当者として手を動かすことが多かったので、良い意味でも悪い意味でも自分次第なところが多かったです。しかし現在は、オペレーション一つ改善するにも、実務を担当するスタッフの方々から理解・協力を得る必要がありますし、新しいやり方が全員に定着しなければ意味がありません。周囲から信頼を得て、「東野に協力したい」と思ってもらうことが何よりも重要だと学びました。
また、タイにはさまざまな業界の駐在員仲間がいるのも魅力的です。優秀でユーモア溢れる素敵な仲間から日々刺激をもらい、公私ともに充実した生活を送っています。

全文記事を読む
no.08
10

育休の経験が、キャリアとしての収穫に

山本 知輝

鉄鋼グループCFOオフィス

鋼材事業SBU 鋼材事業ユニット(住友商事グローバルメタルズ株式会社出向)

もともと私自身育児への想いが強かったことから夫婦で相談して、私が1年間の育休を取得すると決めました。妊娠がわかったタイミングで早めに上司には伝えていましたが、周囲の理解と協力があったからこそ、育児にじっくり向き合う特別な時間を過ごせたと感謝しています。
専業主夫としての生活は想像以上に大変で、この経験があったからこそ子育ては夫婦協力してするものだということを強く実感できました。当然、1年間という期間に不安はありましたが、「これから先長い人生を歩んでいくことを考えると、1年間はさほど大きな問題ではないだろう」と。むしろ「正解にしてやろう」という気持ちでした。
実際に育休を取ることで、立ち止まって自身のキャリアを考える時間にもなりました。何より、仕事も家庭も両方大切にすることが、仕事をする上でプラスになることを実感できたことが、今後長いキャリアを歩んでいくうえでの大きな収穫でした。家庭やプライベートが安定しているからこそ、安心して仕事に邁進でき、成果も上がるものだと実感しています。
復職した今でも、周囲の理解と柔軟な環境のおかげで、共働きしながら仕事と家庭を両立することができています。特に、時間に制限のある社員の気持ちがよくわかるようになったことは、人事担当として多様な社員一人ひとりと向き合う今の自分の業務にも活かせている部分だと思います。
一昔前は、家庭を顧みず仕事に100%献身できる人しか活躍しにくい風潮もあったと思いますが、時間的な制約があっても活躍する力を持った人はたくさんいます。育児に限らず、介護や本人の闘病など、それぞれの事情や大切にするものと両立して活躍することが当たり前の住友商事でありたいですね。

全文記事を読む
no.09
10

海外生活を経て、再び住友商事へ

塚本 有沙

航空SBU

夫のMBA留学が決まった際、家族全員が一緒にいることを優先して、一度住友商事を退職しました。現地では、夫のMBA授業を聴講したり、資格取得に取り組むなどして自分なりに目標を持って海外生活を過ごしました。退職後も同僚とはつながりがあり定期的に連絡は取っていたので、夫の留学が終わるころ、元上司の勧めもあって再び住友商事に戻ってきました。
ただ、もともといた会社とはいえ、5年もあれば環境は変わっているだろうと思っていました。しかも、離職中に末っ子を出産したので、3人の子育てと仕事の両立は簡単ではないなと。実際に、最初の数ヶ月は当時のように仕事ができたわけではなく、リハビリのような気持ちでした。そんななかでも周囲の理解やサポートのおかげで今またこうして働くことができているので、そんな仲間たちには非常に感謝しています。
加えて、以前と比べて進化を感じたのは、ESGやDE&I(Diversity, Equity & Inclusion)に対する姿勢です。私自身、退職の直前まで経営企画部でマテリアリティの策定に携わっていたのですが、当時はまだまだ会社の現場レベルまで納得感が形成されていなかったのが実際のところです。しかし今は各事業部の戦略にもこれらが組み込まれており、本気度を感じます。DE&Iの観点では例えば、私のチームだけを見てもキャリア採用のメンバーが複数名いますし、メンバーはほぼ全員が共働きで、働きやすくなったことを実感しています。
住友商事に戻り純粋に感じているのは、部やチームのメンバーと一緒に仕事をするのが楽しいということ。今は新規事業開発を担当しているので、チームで議論を重ねながら何とか物事を前に進めようとしています。時には思い通りにいかず、心が折れそうになりますが、メンバーと互いに励まし合いながら頑張っています。共通の目標実現に向けた戦友ですね。

全文記事を読む
no.10
10

住友商事を卒業し、上場を果たした起業家

裙本 理人

セルソース株式会社 Founder / 代表取締役CXO

住友商事に入社した当初から「一番厳しい環境で働きたい」と申告をしていました。実際に、入社4年目でロシア最大級の木材加工工場の建設プロジェクトを担当。何もない野原のような場所に工場を建設、稼働させるというもので、建築資材を各国から輸入し現場へ運ぶ手配をはじめ、300名を超える作業員の人員配置や、日欧米から来訪するスーパーバイザーの宿泊先の管理まで、ありとあらゆる仕事を一手に引き受け、寝る間も惜しんで仕事に邁進しました。目標に向かって全力疾走する日々は最高に楽しくて、自分自身をいち早く成長させてくれる機会になりました。
そんななか、趣味のトライアスロンで起業家の方々と出会い、彼らの生き方に触れ、おぼろげにも「いつか起業に挑戦してみたい」と思うようになりました。そして転機が訪れたのは2014年、再生医療等安全性確保法が施行されることを知った時です。実は、住友商事がロシアに木材加工工場をつくったのも法改正がきっかけでした。競合他社は法改正を機に撤退しましたが、住友商事はそこで諦めずに挑戦した結果、大きな利益を得ることに成功しました。その原体験に支えられ、起業を決意、住友商事を卒業することにしました。
卒業後はセルソース株式会社を設立し、再生医療に関するサービスを展開。2019年には東証マザーズ(現 東証グロース)市場へ上場、2023年10月には東証プライム市場への市場区分変更も行いました。
現在も、SC2(Sumitomo Corporation Start-up Community)という住友商事アルムナイネットワークの起業家コミュニティで定期的な情報交換を行っています。同じ住友商事出身というだけで、無償の助け合いができるコミュニティで、ビジネスについてはもちろん、精神的に救われることが多いです。これからもお互いに刺激を与え合い、ともに成長していけたら最高です。

全文記事を読む

It is our people who create and drive our business. Explore stories of our people.

Cross Talk

健康な心と体で、
新しい価値を創造しよう。

新たな価値創造を実現するために、社員一人ひとりが最大限のパフォーマンスを発揮する。そのためには、社員が健康に働けることが何より大切です。ここでは、「イキイキワクワク健康経営宣言」に基づき施策を行うHRのメンバーと、住友商事診療所の所長が、健康経営に関する取り組みについて語り合います。

Read More

Our Workplace 各種制度のご紹介

Top