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グローバル事例

化粧品を通じて、世界中の人をより美しく

米国/ブラジル/韓国/ドイツ

化粧品の“処方開発”を行うディストリビューターとして、大手化粧品メーカーとグローバル展開

口紅やファンデーションなどの化粧品を選ぶにあたって、肌への感触や塗りやすさは大切なポイントでしょう。また、日本や韓国を中心としたアジア諸国では、美白やスキンケア関連商品のトレンドが生まれ、さらに高齢化と共にアンチエイジングへの関心が集まるなど、化粧品のニーズは多様化しています。

これら多様化するニーズへの決め手となるのが、化粧品素材の処方開発機能です。これまで化粧品業界では、処方開発は化粧品メーカーが自ら行っていました。しかし近年では、化粧品メーカーは自社ブランドの広告宣伝活動やブランド買収に集中した、ブランドホルダー企業(マーケティング企業)に変化しつつあります。この変化に伴い、化粧品市場において、化粧品素材のディストリビューターにその役割が期待されるようになりました。ディストリビューターは、単純な化粧品素材の売買だけではなく、素材の配合ノウハウを持ち、化粧品メーカーに対し、これら素材の販売促進ツールとして、処方の開発や提案を行う業態となりました。

処方開発の機能を持ち、多様化する化粧品ニーズへ対応するディストリビューター

住友商事はこのディストリビュータービジネスのグローバル展開を柱の一つとしています。化粧品市場全体のグローバルでの売上げは約56兆円。今後も新興国を中心に年2~3パーセントの成長が見込まれ、世界の化粧品メーカーとディストリビューターは今まで以上にグローバル展開に力を入れています。

住友商事は、2010年に米国の化粧品素材ディストリビューターであるプレスパースの完全子会社化をきっかけに、化粧品素材事業へ本格的に参入しました。プレスパースは北米の大手ディストリビューターの1社で、グローバルな大手化粧品メーカーをはじめ約400社と取引があります。

米国大手の化粧品ディストリビューター、プレスパース本社

また、13年にはブラジルのディストリビューター、コスモテックに出資参画し、成長著しい同市場への本格参入を果たしました。コスモテックはブラジルの大手化粧品メーカーを中心に約800社の顧客を持ちます。米州ではこれら2社間の連携強化により中南米市場への進出を開始、強固な事業基盤作りを進めています。

さらに、15年には協和発酵ヨーロッパから、ドイツを中心とした欧州およびその近隣諸国で展開する、ヘアケア・スキンケア用の各種ビタミン、保湿剤などの化粧品素材販売事業を譲り受け、欧州市場への参入を果たしました。これにより、北米・南米・欧州・日本という世界の主要市場をカバーしています。今後は、中国なども視野に、世界の化粧品メーカーのグローバルパートナーとして、その展開を加速していきます。

ブラジルの化粧品市場は、世界トップの規模。写真はサンパウロにあるコスモテック本社

素材メーカーと共同で次世代素材開発

ディストリビュータービジネスに加え、環境へも配慮した次世代素材へのニーズが高まるなか、住友商事は素材メーカーと共同で素材開発にも取り組んでいます。12年に出資参画した韓国のベンチャー企業バイオジェニックスや、技術力のある日本の素材メーカーとのパートナーシップの下、世界に通じる素材開発の実現を目指しています。

次世代素材の開発など、付加価値の提供を通じて、化粧品市場の発展に貢献

化粧品OEM/ODM事業への参入

さらに今後は、ディストリビュータービジネス・素材開発ビジネスだけでなく、より良いサービスを化粧品メーカーに提供すべく、化粧品ODM事業にも取り組んでいきます。化粧品製造をアウトソースする傾向が高まる中、商品の受託製造を行うOEM会社、受託製造に加え商品の設計および企画提案をも行うODM会社と協業し、世界中のユーザーの美容と健康へのニーズに応えていきます。

住友商事は化粧品のキーである素材、そしてODMビジネスを通じ、世界中の人がより美しく輝くことに貢献しています。世界中の人々をより健康で美しくしたい──。それが住友商事の願いです。

2018年06月掲載

キーワード

  • 資源・化学品事業
  • 米州
  • 東アジア
  • 欧州・アフリカ・中東・CIS
  • 化学品

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