グローバル事例

新しい技術やサービスを通じ地域社会や
お客さまの生活が豊かであり続ける未来をつくる
—JCOM—

日本

日本最大のケーブルテレビ会社、JCOMは、住友商事グループのメディア・デジタル事業分野の中核企業です。現在はケーブルテレビ事業を中心に、インターネット、電話、モバイル、エネルギーなどの領域で事業を展開しています。また、事業開始当初より地域密着型のビジネスモデルを大切にし、地域に貢献するCSR活動にも注力しています。JCOMが事業を通して達成したい目標は、人々の「生活水準の向上」と「地域社会・経済の発展」に寄与すること。その取り組みを紹介します。


さまざまな分野で暮らしを支えるサービスを

住友商事グループの一員であり、住友商事のメディア・生活関連事業を牽引するJCOM株式会社(以下、J:COM)が設立されたのは1995年のことです。
それから約四半世紀、J:COMは総加入世帯数約562万世帯の「日本最大のケーブルテレビ会社」へと大きな成長を遂げています。

J:COMでは、ケーブルテレビ、映画・映像製作、専門チャンネルの運営などを通じ、良質なエンタテインメントを提供するだけでなく、インターネット、電話、モバイルなどの生活に欠かせない通信インフラや電力、ホームloT、保険など、さまざまな分野で暮らしをサポートする生活関連サービスも展開しています。

テレビのバリューチェーンの川上から川下まで

J:COMの強みはテレビの分野です。J:COMTVの加入世帯数は、2022年9月現在で389万世帯。これは、日本のケーブルテレビ多チャンネル契約世帯の約50パーセントに当たります。
主に札幌・仙台・関東・関西・九州エリアで計65局のケーブルテレビ局が各地域でサービスを提供しています。

視聴できるチャンネル数は約100。映画、ドラマ、スポーツ、アニメ、音楽、バラエティと、番組はあらゆるジャンルに及びます。近年ではインターネット動画に対する視聴ニーズの高まりを受け、インターネット動画サービスとの提携も推進しています。専門チャンネルとNetflixやディズニープラスをセットにした「J:COM TVフレックス」、お使いのテレビに繋ぐだけで複数のインターネット動画サービスを視聴できるドングル型スマートストリーミングデバイス「J:COM LINK mini」など、さまざまなニーズに合わせたサービスを提供しています。

J:COM LINK miniをテレビに繋ぐだけ。テレビの大画面でインターネット動画が楽しめる
J:COM LINK miniをテレビに繋ぐだけ。テレビの大画面でインターネット動画が楽しめる

コンテンツを作り、チャンネルを運営し、番組を契約者のもとに届ける──。テレビのバリューチェーンを川上から川下まで幅広くカバーし、コンテンツ、メディア、インフラ全てのサービスを提供できることがJ:COMの強みです。

メディア・コンテンツ分野では、地域に根差したコミュニティチャンネルの制作を自ら手掛けるほか、映画専門チャンネル「ムービープラス」、ゴルフ専門チャンネル「ゴルフネットワーク」、スポーツ専門チャンネル「J SPORTS」など、計5つの専門チャンネルを運営。アスミック・エースでは劇場映画やアニメの製作・配給から、海外へのライセンス販売など、映像を中心としたライツビジネスをグローバルに展開しています。音楽イベント等の企画・運営を行うANY、広告や企業PR用のデジタル動画制作会社PROOXを仲間に加え事業領域も拡大し、質の高いサービスを幅広く届けるJ:COMならではのメディア・コンテンツ事業を目指しています。

運営する5つの専門チャンネルでは、スポーツ・映画・ドラマなどの多様なコンテンツを放送やデジタルメディアで届ける

快適なインターネットサービスの提供

また、動画視聴やオンラインゲーム普及等による高速・大容量通信のニーズに応えるために、下り1Gbps以上の高速インターネットサービスの提供や宅内のWi-Fi環境の改善など、より快適なインターネット環境の向上に取り組んでいます。

2019年から「J:COM メッシュ Wi-Fi」をインターネットのオプションサービスとして提供を開始。Wi-Fi使用時における接続不安定や速度低下等の問題をAIやトライバンドなどの高機能技術を用いて解決し、宅内における高速で安定したWi-Fi環境を実現しています。また、22年からは次世代AI Wi-Fi標準搭載モデムの提供を開始、ポッドを追加することでエリア拡大(メッシュWi-Fi化)も可能です。

家中のどこでも快適に繋がるWi-Fi 環境を提供

新たなサービス領域へのチャレンジ

2021年7月、J:COMは、先進的なサービスをお客さまが簡単に利用できるお手伝いをし、ワクワクする日常をお届けしたい、という思いを込めて、ブランドメッセージを「あたらしいを、あたりまえに」へ一新しました。

直近の新サービスとしては、20年11月から開始した保険事業が挙げられます。第1号商品「ネットあんしん保険」は、さまざまなネットトラブルに幅広い補償内容で対応しています。コロナ禍で日常生活におけるオンラインニーズの高まりもあり、契約者数は順調に伸びています。21年6月には第2号商品「持ち家あんしん保険」の販売を開始しました。家財損害の補償に加え、近隣トラブル発生時の弁護士費用など、地域に密着した、あらゆる暮らしのトラブルを想定した補償内容が好評を得ています。

また、21年7月から、関東圏の一部地域(東京、千葉、埼玉)にて「J:COMオンライン診療」を開始し、現在はJ:COMエリアの関東全域にて展開しています。現在のオンライン診療はスマートフォンを利用するものが主流ですが、J:COMは、テレビのリモコン操作により、医療機関の診察予約から診察(WEBカメラを利用)、処方箋交付(配送)、精算に至るまで、全てのサービスをテレビ画面上で提供します。将来は、誰でも安心して簡単に医療を受けることができるよう、オンラインによる服薬指導や健康相談、バイタルデータ(脈拍・血圧・体温など)管理などを含む、総合ヘルスケアサービスの提供を目指しています。

テレビの大画面で予約から診療、精算まで完結。どなたでもスムーズにご利用可能

地域密着のDNAを受け継いでいく

ケーブルテレビはもともと地域密着型のメディアとしてスタートしました。J:COMも東京の練馬、杉並、府中、小金井の4地域から事業を始めています。その地域密着のDNAは脈々と受け継がれています。

例えば営業活動においては、全国およそ2,500人の営業スタッフが各世帯を訪問し、それぞれのライフスタイルに合わせたサービスを提案しています。また、加入後には、700人以上のサポートスタッフがお客さまのアフターフォローに当たり、日々の困りごとを解決するなど、丁寧にサポートしています。

コミュニティチャンネルでは、各地域に寄り添った番組を制作することで、地域との繋がりを大切にしています。また、災害発生時には、被害状況や避難情報、自治体の会見などの災害関連情報のみならず、学校の休校や各種生活支援情報などをきめ細かく放送しています。サービスを利用する地域の人々と顔の見える関係を継続していくこと。それはJ:COMが何よりも大切にしている企業文化です。

全国65局のケーブルテレビ局は、それぞれの地域特性に合わせたきめ細かいサービスを展開
コミュニティチャンネルでは、各地域に寄り添った番組を制作

より便利で快適な心躍る暮らしの実現へ

テレビ、インターネット、電話、モバイル、電力──。J:COMは、生活に必要とされるサービスのラインアップを取りそろえ、テレビを中心とする総合的な生活インフラ事業者であり、そのビジョンは、お客さまの生活をあらゆる領域でサポートしていくことです。

さらに、お客さまと地域社会が、将来にわたって豊かであり続け、 サステナブルであるために、2030年度までに2020年度比でCO2排出量半減、2050年度までにカーボンニュートラル達成の目標を掲げ、取り組んでいます。

総合商社のグループ会社であることの強みを最大限に生かしながら、多面的なビジネスを展開していくこと。それによってお客さまの日々の生活を支える事業者として成長を続けていくこと。J:COMは、これらを目標に、さまざまな取り組みをこれからも続けていきます。

J:COMのサービス訴求キャラクター「ざっくぅ」は、テレビCMなどでもおなじみで子どもたちにも大人気

関連情報

2023年07月掲載

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