グローバル事例

基本性能へのこだわりと総合力が生み出す「住友商事品質」 -マンション分譲事業-

日本/中国

分譲マンション業界のパイオニア

大阪の港湾エリアの開発などを手がけていた住友商事の前身である大阪北港株式会社が設立されてから100年近く。その間、建設不動産事業は、住友商事の発展において、重要な骨格を担い続けてきました。

日本で民間企業によるマンション事業が本格的にスタートしたのは1960年代初頭です。当社はいち早く業界に参入し、東京オリンピックが開催された64年には、関西圏初の民間分譲マンションである「メゾン西宮」を、66年には、当社として首都圏初の民間分譲マンション「久我山ハイム」を手がけています。

また、業界のパイオニアとして、住宅ローン制度の導入や、モデルルームを活用した販売、メゾネットタイプの住戸プランニングなど、現在ではごく普通となっている手法に、早い段階から取り組んできました。

大阪のメインストリート、御堂筋の至近に位置し、大正モダンの建築美を受け継ぐ「クラッシイタワー淀屋橋」(大阪府大阪市)

2009年、新ブランド「CLASSY HOUSE(クラッシィハウス)」の始動

住友商事が分譲するマンションには従来、首都圏では「ハイム」「ハウス」、関西圏では「メゾン」というブランド名が付けられてきました。2009年、それらを「クラッシィハウス」というブランド名に統一し、新たな一歩を踏み出しました。

「クラッシィ」という名称には、「高級な」「上品な」といった意味があります。ブランドのコンセプトは、「機能」すなわち住宅としてのスペックと、「美」すなわちデザイン性を融合させること。生活のクオリティを実現するには「住みやすさ」と「見た目の快適さ」のいずれも重要であるという確かな信念が、このコンセプトに込められています。

これまでのマンション供給実績は、首都圏、関西圏を中心におよそ7万3,000戸を数えます。一つ一つの物件について、土地の選定、設計、施工にじっくり時間をかけて、高品質の住環境を提供することに力を注いでいます。

「機能と美の融合」によってひとクラス上の住まいを提供するクラッシィハウス。写真は「クラッシィハウス用賀一丁目」(東京都世田谷区)のエントランス

部署間の連携によるトータルな地域開発の実現

グループ内に住宅事業を手がける組織をもつ総合商社は珍しくはありません。しかし、その機能を独立した会社とせず、社内の一事業部としている点に当社の住宅事業の特徴があります。

近年のマンション開発では、地域の複合開発の一環として行われることが増えています。オフィスビルや商業施設などとともにマンションが建てられ、そこに一つの「生活の場」が形作られるのです。複合開発には、異なる部署間の綿密な連携が必須となります。一つの企業内においてスムーズな連携を実現し、マンションを含めた地域全体のプランニングを可能とすること。それが、総合商社である住友商事の住宅事業の強みの一つと言えます。

快適な生活は、住宅の周囲の環境、買い物のしやすさ、駅からのアクセスなど、その地域を形成するトータルなコンセプトによって成立する。そう私たちは考えています。その「トータルなコンセプト」のもとに開発されたのが、東京・勝どきの「THE TOKYO TOWERS(ザ・トーキョー・タワーズ)」であり、商業施設「テラスモール湘南」に隣接した「クラッシィハウス辻堂」です。いずれも、商業施設事業部、不動産投資開発事業部、そして住宅・都市事業部など、社内各部署の綿密な横の連携によって進められたプロジェクトでした。

「クラッシィハウス辻堂」(神奈川県藤沢市)は、「テラスモール湘南」とともに、JR東海道線辻堂駅前の複合都市整備事業として当社が携わり、2011年に誕生

グループ企業とのコラボレーションで生活の質を高める

一方、食品スーパーのサミット、放送・通信事業を手がけるジュピターテレコム(J:COM)といった住友商事グループ企業とのコラボレーションによって、居住者の生活の質を高めるお手伝いができるのも、当社の特長です。食品をすぐに買い求めることができる物件や、J:COMが提供するケーブルテレビやインターネット、電話などのインフラを標準で備えた物件の数は、年々増えています。

さらに、マンション販売後の管理・運営は、同じくグループ企業である住商建物が担っています。計画、設計、建設という開発のフェーズだけではなく、販売、管理・運営までを一貫して行う体勢を整え、マンションを購入してくださったお客さまと長いお付き合いを続けていけること。それもまた、住友商事グループの強みです。

徹底したこだわりが安心感や信頼感を生み出す

そうした総合力の核を成すのは、あくまでも住宅自体の質の高さです。

住宅環境が備える付加価値以上に私たちが重視しているのは、住居そのものの基本性能です。設計仕様を極めて高いレベルに設定し、建設の際にはパートナー企業を厳選します。また、商社としての調達力を生かし、高品質の資材を選りすぐって建設事業者に提供しています。それらのこだわりによって生み出される安心感や信頼感。それこそが、住友商事の住宅事業の最大の特長であると私たちは考えます。

大規模再開発事例:HARUMI FLAG

住友商事はクラッシィハウスだけでなく、他商社や他社デベロッパーとJVを組成し、様々な住宅開発事業に取り組んでいます。

その一つが、東京都中央区晴海の約13ヘクタールの広大な土地に、5,632戸の分譲住宅・賃貸住宅を建築する、HARUMI FLAGです。HARUMI FLAGでは、通常の分譲・賃貸住宅だけでなく、保育施設やシニア住宅などを取り入れ、広い世代・ライフスタイルに対応した街づくりを実現します。

東京の新しい顔になる街HARUMI FLAG(完成予想CG)

2020年04月掲載

キーワード

  • 生活・不動産事業
  • 日本
  • 東アジア
  • 建設・不動産

関連する事例

Top