本社営業インフラ・デジタルソリューション事業部
専門スタッフによるグローバルなビジネス展開と地域での事業開発
当部は、エネルギー産業・建築産業関連商品を、「高い専門性」、「総合力」と「グローバルネットワーク」を活用して、九州・沖縄地区内に留まらず、国内他地域、海外向けにビジネス展開し、地域発の新たな価値創造に取り組みます。
また、九州・沖縄特有の地域課題および当社・住友商事グループが持つ各ソリューションを起点として、ビジネスを通して地域あるいは取引先の皆さまの課題解決につながる取り組みを行っています。
エネルギー・デジタルソリューションチーム
電力事業会社を中心とするインフラ企業向けに情報通信機器、発電・受変電関連設備、石炭・LNG等の各種燃料、ICT関連ソリューションや量子技術を活用した最先端の取り組みなど幅広いビジネスを行っています。また新しい分野として再生可能エネルギー、大型蓄電池、カーボンクレジット、水素など、カーボンニュートラル関連ビジネスの取り組みに加えて、生物多様性の観点からネイチャーポジティブの推進に繋がる活動など、住友商事の関連グループとも連携して、将来のサステナビリティ社会を見据えた新しいビジネスの創出にチャレンジしていきます。
建築設備・開発チーム
オフィスビルや商業施設をはじめ、あらゆる建築物向けに基幹設備機器のビジネスを展開しています。省エネ‧環境配慮製品の提案を通して社会の持続的な発展に貢献します。
また、建築・建設分野を中心に住友商事のあらゆるグループ会社と連携し、九州地域のさまざまなビジネス創造に取り組んでいます。
取扱商品
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環境・エネルギー関連商品
電力会社向け各種機器・設備、太陽光発電設備、再生可能エネルギー(PPA)、環境価値(再エネ証書、カーボンクレジット等)、蓄電池、CO2排出量可視化システム、EV関連サービス、燃料転換設備、各種省エネ機器、ICT関連機器、他
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建築設備関連商品
電気設備(受変電設備、発電設備、照明器具、自動火災報知設備など)、昇降機(エレベーター、エスカレーターなど)、空調・給排水衛生設備(空調関連機器、衛生関連機器など)、建設機械レンタル、他
ビジネスハイライト

電力安定供給を行うため、鉄道沿線地を活用した系統用蓄電事業
2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、再生可能エネルギーの大量導入を見据えた電力ネットワークの安定化が必要となります。再エネは日照、風などの自然条件によって発電量が大きく変化するため、電力系統へ大量に接続すると、電力品質が不安定になる恐れがあり、今後の更なる普及・拡大するためには、電力を安定供給し需給バランスを調整する蓄電池の役割が重要になってきます。
このような課題を背景に、当社では2023年に「でんきの駅合同会社」を設立し、系統蓄電事業に参入しました。同社では、鉄道沿線地などに蓄電システムを設置し、調整力の提供による電力安定化を通じて、九州エリア全域の再エネ普及に貢献していきます。
九州‧沖縄地区の建築物にさまざまな形で携わり社会に貢献
住友商事グループの総合力を活かした営業展開を図り、建築物に必要な設備、および快適な環境を支える為の商材を提供しています。また、建築構造物に必要不可欠である生コンクリートに関しては、関連会社である住商セメント西日本にて取り扱っており、九州地区最大級の供給業者として社会に貢献しています。

