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2024.2.16

早く先輩みたいになりたい!住商の新入社員に密着

住友商事に入社すると1年目はどんな感じだろう?動画とテキストで綴る新企画「新人が先輩に密着」。第1弾は2023年入社の新人社員と先輩が繰り広げる、脚本なしの現場ドキュメントだ。そこから見えてくる新人の働くリアルとは・・・。

  • 鋼管本部鋼管西半球事業部

    下条 和暉

    2023年入社。商社マンだけど英語が苦手。それでも持前のチャレンジ精神で日々奮闘中。先輩のサポートもあり、仕事は苦悩しながらもやりがいを感じている。趣味はキャンプ

通勤は英語の朝活タイム

社員寮に住む2023年入社の下条和暉の朝は早い。「早めに出社して、業務の確認や整理の時間を確保したい」。そう話す下条の通勤時間は貴重なスキマ時間。英語力を高めるためにTED(非営利団体が配信している世界の著名人のスピーチ番組)などを視聴しながら出社する。

出社はチームで一番乗り
仕事場はフリーアドレスだ。

9時前には東京・大手町にある会社に到着。フリーアドレス(決まった席がないスタイル)のデスクにリュックを置く。冬の柔らかい朝陽を浴びたオフィスは静寂が漂っていた。海外企業を顧客に持つチームが多いフロアなので、他の社員は自宅で夜中や早朝のオンライン会議をこなしてから出社するケースもあるという。

世界のエネルギー安定供給のために

下条が所属するのは「鋼管西半球事業部」。住友商事の主力事業のひとつである金属事業部門の鋼管本部に属し、石油や天然ガスの採掘に使われる鋼管「油井管(ゆせいかん)」を扱っている。下条は、鉄鋼メーカーから油井管を仕入れ、エネルギーメジャーのシェル社がグローバルで展開している石油・ガス開発現場に安定供給をする重要な業務を担っている。

英語メールが30本

メールは一晩で30本以上。ほとんどが英語だ

パソコンを立ち上げると、クライアントからのメールが次々と飛び込んでいた。多い時には一晩で30本以上。ほとんどが英語だ。ひとつひとつ目を通し、必要事項や気づいた点をメモしていく。

ついつい出ちゃう「すみません」

9時30分。爽やかな笑顔でオフィスにやってきたのは2020年入社の山住周先輩だ。下条の指導役で、なんでも相談できる兄貴のような存在である。「山住さんみたいになりたい」と下条は憧れる。

指導役の山住先輩は、兄貴のような存在だ
「すみません」を連発してしまうのは…

新人の基本は「ホウレンソウ」。報告、連絡、相談、なのだが、下条はいつも「すみません」が先に立つ。「謝らなくてええところで、いつも謝っている」(山住先輩)。例えばこんな感じだ。

山住 「例のあの件、進捗どう?」
下条 「すみません、それがやはり遅れそうで・・」
山住 「やっぱり、無理か。資料はできている?」
下条 「あ、すみません、まだです。急ぎます」

わずか1分ほどの会話で「すみません」を何度も連発してしまうのは口癖でもあるが、謙虚の表れでもある。物事の本質を捉え、じっくりと考えて答えを出す、それが持ち味の下条だが、スピード感では先輩にはまだ追いつかない。

先輩とはお互い関西出身ということもあり、会話は気心知れた雰囲気だが、話の内容はかなりシビア。資料を急いでまとめ、11時からの取引先訪問に向かった。

先輩とはお互い関西出身ということもあり、会話は気心知れた雰囲気

先輩の見事なリカバリー

取引先の担当者からは鋭い質問が

訪問先は50年来取引のある世界トップクラスの鉄鋼メーカー、日本製鉄だ。下条たちの油井管事業は、日本製鉄からの供給なくしては、ビジネスは成り立たない。代々受け継がれている重要な取引先である。

日本製鉄のオフィスに到着。先方の担当者があらわれ、開口一番、「いや、ちょっと大変ですね」。朝方話していた納期に関する話だ。その場に少し緊張感が走る。

ここまでの経緯を下条が話し始めた。すかさず日本製鉄の担当者から鋭い質問が。「納品が半々になる理由は?」。明確な回答が出せずにいた下条を、素早く山住が「そのあたり、今日、クリアにしましょう」とフォローに回った。

回答に詰まる下条
すかさず先輩のフォロー!

山住は、油井管の納期や数量の変更について、供給先の現地の状況を丁寧に説明した。時にユーモアも交えながら場をなごませることも忘れない。緊張は徐々にほぐれ、最後は休暇の話に花が咲いた。

「さすが山住さんだ!」。関係者のニーズをくみ取り、最適解を提案できる先輩のリカバリーに下条は惚れ惚れしていた。顧客と信頼関係があるからこそ、難しい局面でも打開策を見出せる。いつになったら自分もあんな風に話せるようになるのかーー。「伝えなければならないことはストレートに。躊躇してはいけない」と山住は言うが、控え目な下条にとっては結構ハードルが高い。

社食のメニューはリーズナブルで栄養豊富

住友商事の社員食堂は安くてメニューも豊富

13時過ぎ。遅い昼食時間がやってくると下条の表情も和らいだ。学生時代、アメフトで鍛えた体は、当時よりスリムになったというが、唐揚げ定食をぺろりと平らげた。とはいえさすがは社会人。「あまり食べすぎると、午後、眠くなってしまう」と腹八分目にしたそうだ。

ちなみに住友商事の社員食堂はバリエーションに富んでいる。この日のメニューは・・・
「ごま油薫る たっぷりお肉の特製炒飯 (530円)」
「料理長特製! まぐろの彩ばらちらし寿司(580円)」
「さっぱり! カリッと揚げた塩レモン唐揚げ(450円)」など。
東京・大手町の一等地だが、平均の半額以下で食べられるのは魅力的。

英語が飛び交うロンドンとの会議

水曜日の午後は会議がいくつか入っている。中でも難関は欧州住友商事(ロンドン本社)との会議。もちろん全て英語だ。

ロンドン本社との会議はすべて英語
きょうは何も話せなかった…

下条が担当する現地クライアントの状況についても議論となり、ロンドン本社から様々な質問が飛ぶ。山住先輩はスラスラと英語で返答し、チーム長からも的確なアドバイスが繰り出された。

「今日は(下条)和暉が何も話せなかったなあ。司会をやらせればよかった」。会議終了後、チーム長から冗談が飛んだ。

チーム長に聞くと「和暉はとにかく一生懸命で努力家、ついつい助けたくなっちゃう可愛い部下なんです」と語ってくれた。

「ついつい助けたくなっちゃう」とチーム長

商品技術研修、見事なリカバリー

英語での研修。ついに意を決して…

自ら志願した英語研修の時間がやってきた。海外からの自社技術コンサルタントの受け入れや手配、出張アテンドなどを担当した。ここ数日、英語のやりとりで、日常会話はずいぶん慣れたが、講習では資料も英語の専門用語が並ぶ。しばらく同僚たちの鋭い質問を聞いていた下条だが、ついに意を決して切り出した。

「Is there any rule of revising the MPS documents when API is edited?(APIの改編内容に伴いMPSの内容を修正しなければいけないルール等は存在しますか?)」

「Very good question!(とても良い質問ですね)」。

嬉しかった。ただ「気を抜くと文脈がわからなくなるので、全精力を傾けないと理解できない」(下条)のが本音だが、それでも手応えを感じていた。

「Very good question!」。やった!

「自分以外、3人帰国子女」

「英語力は先輩を100とすえれば僕は10」

理系の大学院を卒業した下条だが、英語力は先輩のレベルを100とすると、自分はまだ10くらいだと謙遜する。職場での英語は通常の英会話に比べ、数段難易度が高く、クライアントとの交渉は特に難しい。納期に関する取り決めや在庫の状況、顧客のニーズを瞬時に判断して、柔軟かつ瞬時に英語に脳内変換するのは至難の業だ。

「悔しいと思っているだけで十分」。気持ちを察してか、山住先輩のフォローが入った。「オレも1年目のとき、英語の会議で、自分以外3人が帰国子女。発音聞いて『プッ』みたいな。悔しくて毎日勉強しまくった」(山住先輩)。いずれにしても、「どうせやるやん!努力していれば大丈夫」といわれ、救われた。幼い時からチャレンジするのは好きだった。焦る気持ちはあるが、今の仕事、そして職場の環境がとても気に入っている。

先輩の失敗談を聞いてホッとする

夢は宇宙飛行士

びっしり書かれた英語のノート

下条の夢は宇宙飛行士だという。きっかけは漫画の「宇宙兄弟」だった。大学の学部時にはアメリカンフットボール部で4年間活動し、大学院では情報工学の研究を行った。学生時代から自分をチャレンジングな環境に置き、成長することにモチベーションを感じてきた。

就活ではあえて英語を日常的に使う国際的な仕事=商社を選んだ。いくつか内定をもらったが、住友商事に決めたのは、面接で一番自分のありのままの姿を引き出してもらえたのが印象的だったから。「こういう人たちが働いている職場なら、自分もチャレンジできそう」。そう感じたからだ。

就職活動を振り返る下条

【就活生へのアドバイス】

「就活は視野を広げることがおススメ」とアドバイス

最後に就活生へのアドバイスを聞いた。「夢を持ち、実現に向けて、視野を広く持って就職先を決めるといい。自分が現時点で興味があることにフォーカスすることも大事だが、様々な業界、業種の社会人の話を聞き視野を広げることがおススメ」。そうすることできっと自分のように「良い出会い」があると言う。社会人1年生の下条は日々打ちのめされながらも、先輩たちに支えられ、一歩ずつ夢に近づいている。

「鋼管西半球事業部」とは

住友商事の仕事はとにかく幅広い。金属、輸送機・建機、インフラ、メディア・デジタル、生活・不動産、資源・化学品の6事業と1つのイニシアチブ(エネルギー・イノベーション・イニシアチブ)がある。その6事業の中の金属事業部門に属するのが「鋼管西半球事業部」。世界のエネルギー需要を支える石油・ガス開発に欠かせないのが、油井管(ゆせいかん)だ。陸上だけではなく海上での掘削も多い油田開発。さまざまな環境、用途、ニーズに応える高品質パイプの供給のほか、事業投資や新規市場の開拓を行っている。下条の業務は鋼管メーカーと価格、納期、技術仕様の交渉・調整を行いつつ、石油メジャーに安定的に油井管を供給することが求められる。担当する供給先の地域が西半球、東半球のいずれに属するかで事業部が分かれており、下条は西半球事業部に所属している。

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