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2024.8.20

Culture

人とペットのQOL向上を目指して。新卒入社1年半でつかんだ手応えとは

世界で活躍する住友商事(以下、住商)グループ社員の日常、そして総合商社の仕事を、「ある日のランチ」と共に紹介する連載企画「商社パーソン、今日何食べた?」。今回は、2023年に入社し、アニマルヘルス事業ユニットで新規事業開発を担当する西江萌に、入社約1年半の間で経験してきた業務のエピソードややりがい、プライベートでの過ごし方などについて話を聞きました。
※所属およびインタビュー内容は、2024年6月時点のものです

  • アニマルヘルス事業ユニット

    西江 萌

    2023年入社。学生時代は看護学を専攻し、卒業論文ではペットの喪失とヒトの関係に関するペットロスをテーマにした。入社以降アニマルヘルス事業ユニットに所属し、約1年間水産飼料・ペットフードにおける昆虫由来タンパクビジネス等の新規事業開発を担当。その後は主に事業会社主管業務、中国および国内メーカーとの新規製品の開発・市場進出の検討を行う。

Q1:今日のランチのメニュー、ポイントについて解説してください。

<西江萌の今日のランチ>
チキングリル定食

今日のランチは東京・日本橋にある「肉友」の日替わり定食です。コスパ・手軽さを最優先に社員食堂を利用することも多いですが、おいしいランチを求めてオフィスから徒歩圏内の日本橋付近に足を延ばすことも時々あります。今日は少し奮発して名物のローストビーフ丼を食べようと思っていましたが、日替わりメニューを見たら気が変わってしまったのでチキングリル定食にしました。
私は食いしん坊なので、食事はその時に食べたいと思ったものを選ぶことが多いです。夜に予定が入るとどうしても栄養バランスが偏るので、最近は一日のバランスを考えて食事を取っています。肉友の定食に付くサラダはボリュームがあり、野菜をたくさん摂取できるので大満足です!

Q2:あなたの働く職場について教えてください。

私の所属するユニットは小規模なチームで構成されており、とてもアットホームな雰囲気です。他のチームや上司とも気軽にコミュニケーションが取れるので、業務の話だけではなく、時には笑いながら雑談を楽しむこともあります。職場はスカイツリーが見える素晴らしい環境で、景色を楽しみながら作業をしています。

住商を志望したのは、学生時代に看護を学んでいた経験から、特に健康面からのQOL(クオリティー・オブ・ライフ)向上に広く、国際的に携わりたかったのと、まずはビジネスパーソンとしての感覚を身に付けたかったことが理由です。人々の健康という観点でメディカルやヘルスケア関係の部署を希望していましたが、動物が大好きでペットロスに関する卒論を書いていたからか、現在のユニットに配属となりました。

Q3:入社してから現在まで、どのような業務を担当していますか?

入社1年目は、水産飼料・ペットフードにおける昆虫由来タンパクビジネスを中心に、新規事業開発に携わっていました。他のタンパク源と比べて生産に係る環境負荷が低いことから、次世代タンパクとして注目を集める昆虫由来のタンパク質を、魚や家畜の飼料として活用するという取り組みです。メーカーや養殖業者から飲食店まで、さまざまな顧客に電話やメールをして商品の紹介をさせていただくという、まさに「営業職」と言える経験をここでは積むことができました。

アメリカミズアブの幼虫を粉末にした飼料(左)と、昆虫タンパクを食べて育った真鯛(右)。環境に優しいだけでなく、高い栄養価や安定した生産性も兼ね備えた飼料として注目されている

入社2年目となった現在は、中国の事業会社の主管業務のほか、国内基礎化粧品メーカーの協力の下、ペット向けヘルスケア製品開発および販売を目指して業務に励んでいます。ペットのストレスは飼い主のストレスにつながるので、このプロジェクトを通して、ペットと暮らす家族みんなのQOL向上に取り組んでいければと思います。また、当ユニットの有志がボランティアで参加している動物保護団体のイベントで、開発中製品のサンプルを配布し、ペットの健康に関する啓発を行うなど社会貢献にも取り組んでいきたいです。

Q4:現在の担当業務において、一番心が躍った瞬間は?

現在担当している新規製品の開発案件が進行し始めたことです。入社当初は新規プロジェクトの進め方が分からずに悩んだり、上司に頼ったりすることも多かったですが、徐々に「自分が担当者としてドライブしていくんだ」という意識や責任感が芽生えてきました。ささいな意見や提案でも協業先に恐れずに伝えていくことが、プロジェクトを進めるための道筋が見つかるきっかけになるのだと日々実感しています。

また、業務の傍ら職場の若手が主体となり、殺処分ゼロを目指した保護犬・猫団体のイベントに参加しているとお伝えしましたが、私が住む社員寮では動物が飼えないため、職場の仲間と共に動物たちと触れ合えることは大きな楽しみの一つです。

Q5:プライベートの時間はどのように過ごしていますか?

音楽が好きなのでライブやフェスに行ったり、ドライブしたりと、浅く広く、いろいろな趣味を楽しんでいます。最近はゴルフを始めたのでラウンドに行く機会が増えました。都内で働いていると自然に触れる機会がないので、体を動かせて、自然いっぱいの中で気持ちよくプレーできるゴルフは一石二鳥だなと感じています。長期休みが取れるときは海外へ旅行することもあり、入社1年目はタイ、モロッコ、フランスに行きました。今後は仕事でもさまざまな国へ行けたらいいなと思っています。

Q6:あなたにとってのEnriching lives and the worldとは?

人々のQOLを高めながら世界をいい方向に変えていくことです。幅広い分野の商材を扱う住商ですが、どれも人々の豊かな生活において必要なものであり、QOL向上や地域の活性に貢献できるチャンスにあふれた職場環境だと感じます。入社以前に抱いていた「人が良い会社」という印象は実際にその通りで、どの部署の人も皆さん優しく、丁寧に対話してくださいます。ユニット間、事業グループ間を超えてコミュニケーションを取り、いろいろなものを吸収しながら、事業会社や人々、世界を「Enriching」するために自分ができることを着実に行っていきたいと思います。

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