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2024.12.9
Culture
住商の寮ってどんな感じ?若手社員が語る、ナナメの交流がつくる成長の場
住友商事(以下、住商)には、部署や出身地の垣根を越えた社員たちが暮らす、「新浦安独身寮(以下、浦安寮)」があります。男女それぞれの寮があり、男子寮には現在127名が入居中(2024年11月時点)。主に新卒から6年目までの社員が入寮しており、退寮の時期は自由ですが、平均で約3年弱の期間をこの寮で過ごしています。今回は、男子寮に住む3名の若手社員に集まってもらい、寮生活だからこそ生まれるつながりや交流について、座談会形式で語ってもらいました。
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自動車製造事業第一ユニット
澤井 聖也
新潟県上越市出身。浦安寮での生活は4年目で、寮長を務める。仕事では、自動車グループで部品サプライヤーの主管業務にあたる。
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自動車製造事業第一ユニット
横田 慶二
北海道小樽市出身。神奈川県小田原市で育ち、大学進学時に再び北海道へ。就職を機に上京し、寮での暮らしは半年ほど。澤井と同じ部署に所属している。
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主計部
山田 和輝
岐阜県岐阜市出身。関西の大学を卒業後、就職を機に上京。浦安寮での生活は2年目。グループ会社の住友商事フィナンシャルマネジメントに出向している。
住みやすさ抜群!地方出身者も安心な浦安寮の魅力
みなさんはなぜ浦安寮に住もうと思ったのでしょうか? まずは寮生活を選んだ理由について教えてください。
横田 僕はやっぱり、安心感があるというのが一番の理由でした。東京に出てきて、働き始めて……初めてのことが多い中、寮という環境で仲間と暮らせたら落ち着くだろうなと。同期でも入寮する人が多かったので、業務外で交流を深められるのも良いポイントでしたね。
また、寮費の安さにも引かれました。東京で1人暮らしをすると、どうしても家賃が高くなってしまいますよね。寮なら金銭的な負担が軽くなるので、上京したてでも安心です。
山田 地方からの上京組は東京に知り合いがいないことがほとんどですよね。僕もそうだったので、寮生活は心強かったです。
澤井 寮だと仲間がいるから安心だよね。平日の仕事終わりはみんなで食堂に集まってだんらんしているし。僕が浦安寮で魅力に感じたのは、ジムや大浴場が完備されている点でした。24時間お湯が沸いているので、お風呂好きの僕にとっては最高(笑)。時間があるときは1日3回入ることもあります。
期待を胸にいざ浦安寮へ。実際に入居してみて、どのように感じましたか?
山田 開放的な雰囲気で、とにかく最高ですね。ジム、大浴場に食事……と設備も充実していて、とても暮らしやすい。建物はすごくきれいですし、場所柄、人気のテーマパークにも近いので、寮の周辺を歩いていると、夜には近くで上がる花火が見えるのもうれしいポイントです。
澤井 新浦安は都会のような騒がしさがないし、電線が少なくて空が広いから開放感があるよね。僕は、朝食がビュッフェ形式なのも気に入っています。
横田 クリーニングボックスもあって、ワイシャツなどを入れておけばクリーニングに出してもらえる、というビジネスパーソンにはうれしいサービスもあります。宅配便なども寮のスタッフさんが受け取ってくれるから、日中に対応できなくて困ることもなく、すごく快適です。
「初めまして」で広がる偶発的なつながりが、寮生活の醍醐味
寮で暮らすみなさん仲が良いようですが、他の社員とどのように交流を深めてきたのでしょうか?
横田 食堂でごはん食べている時だったり、ソファでくつろいでいる時だったり……寮生活だと、初対面の人とでも自然に会話が生まれる機会が多くありますよね。そうして生まれる「偶発的なつながり」は、寮生活の大きな魅力だとも思います。僕も最初は共同生活に不安がありましたが、澤井さんをはじめ、多くの方とのつながりができて、楽しく暮らせています。
山田 寮にいると、普段は関わることがない違う部署の人とも話せますよね。朝ごはんの時ですら、出会いの場になることも。商社という業種上、人によって受け持っている仕事はさまざまなので、そうした人たちの多様なキャリアパスを自然に聞けるのは、非常に貴重な経験だと思います。
澤井さんは、寮ですれ違う初めましての人にも積極的に声をかけていますよね。僕との出会いも寮のエレベーター。筋トレに向かう僕を見て、「あれ、鍛えてるの? じゃあ一緒にジムに行く?」みたいな感じで気さくに話しかけてくれたのを覚えています。積極的にメンバー同士をつなげようとしてくれる、頼もしい寮長です。
横田 本当に同感です。浦安寮の新卒1年目で澤井さんを知らない人はいないんじゃないかな。それくらい、みんなから慕われていますよね。
澤井 ありがとう。そう思ってくれていてうれしいよ。社歴も部署もさまざまな住商社員が集うからこそ、ここで何かいいご縁やつながりが生まれたらいいなと思っていて。浦安寮は、先輩後輩という関係を意識せず、自由に交流できる場であってほしいと思っています。だから積極的に交流するよう心がけていますし、声かけもその一環ですね。
アウトドアもスキルアップも。仲間たちとともに過ごす休日
休日の過ごし方について教えてください。みなさん、どのようなことでリフレッシュしていますか?
横田 僕は趣味のゴルフをして過ごすことが多いです。部屋の入り口の横には、ゴルフバッグやサーフボードなどが入る個人の大きな収納スペースがあるのでとても便利。そこにキャンプ用品も収納していて、リフレッシュ目的で寮のメンバーと行くこともあります。普段、仕事で忙しくしているので、キャンプで何もしない時間を過ごすことが息抜きになっています。
澤井 僕はジムでの筋トレや勉強に時間を費やすことが多いですね。山田さんとは筋トレ仲間として親しくさせてもらっています。
山田 朝、カフェで一緒に勉強して、そこからジムに行くという過ごし方が多いですよね。勉強会ではおのおのスキルアップに向けた学びを深めていますが、僕の専門である会計関連のことを澤井さんに教えたり、逆に澤井さんが知っている専門知識を僕が教わったり、ということもあります。互いに知識を補完し、強みを生かし合うことができるのは、一緒に勉強しているからこそだと思います。
寮に住んでいると、同じ志を持つ仲間と仕事以外でも同じ環境で過ごせます。何か新しいことに挑戦するときも、仲間が近くにいるのでモチベーションが上がりやすいですね。
寮での暮らしと築かれた仲間との絆は、一生の財産に
最後に、浦安寮で暮らすことの魅力をぜひお聞かせください。
横田 やっぱり日常が楽しいです。僕が一番印象に残っているのは、みんなでパリオリンピックを観戦した時のこと。共用のテレビの前に自然と人が集まって、パブリックビューイングのような雰囲気になったのが、とても楽しかったです。僕は集合時間をしっかり決めて会うのが少し苦手なんですが、寮だと約束をしていなくても自然な流れで交流できるのでとても心地いいです。
山田 僕は仕事が終わるタイミングで寮の仲間に「そろそろ帰らない?」と連絡して、一緒に帰ることもあります。こうして同じ時間を共有し、苦楽をともにする寮生活は、人生の中で忘れられない思い出になると思います。
横田 「帰る場所が同じ」というのは、何にも代え難い魅力ですよね。飲み会の後は一緒に寮まで帰れますし、仕事で疲れた後も仲間とともにリラックスできる環境があるので、ワークライフバランスの面でもとても良いです。
澤井 本当にそうだね。共通の趣味を持つ仲間や、今は退寮した尊敬する先輩とも出会えたことが、一番うれしい。寮生活を通じて得た仲間は、自分にとってかけがえのない存在です。一緒に高め合える仲間を大事にしながら、今後も浦安寮で新しいつながりが広がっていけばと思います。