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- WORLD BIZ+ -現場のリアルに迫るVol.5- 世界の産業を支える硫酸事業。インターアシッドと築き上げた、海上輸送取扱量 No.1
2026.4.27
Business
WORLD BIZ+
-現場のリアルに迫るVol.5-
世界の産業を支える硫酸事業。インターアシッドと築き上げた、海上輸送取扱量 No.1
世界各国で幅広いビジネスを展開し、日々汗を流している住友商事グループの社員たち。そんな社員が現場で奮闘するリアルな姿を映し出す、「WORLD BIZ+ ―現場のリアルに迫る―」。今回は、人々の暮らしに欠かせない硫酸を世界中に届ける住友商事グループの硫酸事業を紹介します。
硫酸の安定供給で、人々の暮らしを支える
普段はあまり目にすることのない硫酸ですが、実は、世界で最も大量に流通している基礎化学品で、その取引量は年間およそ3億トンに達します。もし世の中に硫酸がなかったら、農業や工業、鉱業は成り立たなくなってしまいます。農作物に必要な肥料の製造や、銅やリチウム、ウランなどの資源発掘、電池や電子部品をつくる工程など、幅広い場面で使われているからです。
硫酸を必要とする世界中の人々に安定して硫酸を届けているのが、住友商事の100%子会社であるインターアシッドグループです。
住友商事が手掛ける硫酸事業の3つの強み
30年以上かけて広げたグローバルネットワーク
住友商事は、1993年にインターアシッドグループを子会社化して以来、グローバルネットワークを拡大させています。硫酸を仕入れて販売するトレード事業から始まった硫酸事業は、事業投資を重ねて事業の幅を広げ、海上輸送、陸上輸送、貯蔵といった、物流サービスを提供しています。現在は、アメリカ、チリ、スイス、タイ、シンガポールなどに拠点を持ち、安定して硫酸を供給する仕組みを構築しています。
世界最大級の取引規模
インターアシッドグループは、世界の硫酸の海上流通量の約3割を取り扱っています。これは1社が手掛ける量としては世界最大級です。長年のトレードで培った需給分析により、物流拠点を他社に先んじて確保しているからこそ、この規模が叶えられています。さらに、インターアシッドグループは、硫酸の貯蔵タンクを自社で保有・運営している唯一の硫酸トレーダーです。その貯蔵能力は約40万トンにも達し、世界でも類を見ない規模を誇ります。
徹底した安全管理
硫酸は劇物であり、運搬や保管には高度な知見と設備が求められます。漏えいによる人身事故を防ぐため、「Zero Leakage Policy」を策定し、安全を最優先とした事業運営を徹底しています。インターアシッドグループのタンクは二重構造になっているので、一滴の硫酸も漏らしません。
世界的な人口増加に伴う農業需要の増加や、鉱業需要の成長などを背景に、硫酸の需要は今後も拡大していく見込みです。この需要に応えるために、今後も住友商事は事業を拡大させ、硫酸を必要とする世界中のお客様へ、安心と安全を届けていきます。
硫酸事業の詳細は、こちらの記事もご覧ください。